掲載日:2021年08月19日

中東研ニューズリポート

アフガニスタン情勢の急変と湾岸諸国の対応

 ターリバーンのカーブル侵攻によるアフガニスタン政府の崩壊から数日が経過した。各国の外交団は相次いでカーブルから避難しており、現地の混乱は続いている。湾岸諸国政府は声明を発表し、アフガニスタンの安定と安全の確保の重要性を訴えている。また、8月15日に国外へ脱出したムハンマド・アシュラフ・ガニー大統領は、UAEへ避難していることが明らかになった。ターリバーンが新政府の樹立を急ぐなかで、湾岸諸国も情勢への対応に追われている。・・・

執筆者

堀拔 功二

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