平素は格別のご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。
日本エネルギー経済研究所中東研究センター国際シンポジウムについて、2025年12月15日・16日に開催することとなりましたので、ご案内申し上げます。本年は初日の特別セッションをハイブリッド、二日目の公開セッションを対面形式で開催いたします。
2023年10月7日のハマースによるイスラエルへの越境攻撃と、その後の米・イラン・イスラエルによる直接的な軍事攻撃の応酬は、中東の地域秩序に根本的な地殻変動をもたらしたと言われます。湾岸諸国やペルシャ湾、紅海周辺にまで広がる緊張は、ホルムズ海峡・バーブルマンデブ海峡・スエズ運河といった主要チョークポイントの脆弱性を露呈し、世界のエネルギー情勢やサプライチェーン、大国間競争にも大きな影響を与えています。
今後の中東地域秩序の行く末は依然として不透明であり、こうした動向は日本に対しても、政策・企業活動の双方に直結する具体的な対応を迫っています。そして、流動性が高まる現在こそ、多角的な視座から危機の深層や連動性を理解し、将来への対応について検討することが重要となります。
本シンポジウムでは「米・イラン・イスラエル:緊迫する中東情勢に日本はどう立ち向かうか」と題し、中東における危機の深層について議論し、地域秩序の将来を展望します。米国と中東から第一線で活躍する専門家をお招きし、不確実性の高まる中東情勢を理解するための手がかりを探ります。また、広い観点から中東安定化に向けた日本の役割や課題も検討いたします。
16日の公開セッション終了後には懇親会(会員様限定)を開催いたします。各部の講師に加えて、中東研究センターのメンバーも参加いたしますので、この機会をぜひネットワーク強化の場としてもご活用いただけると幸いに存じます。
なお、今年度の国際シンポジウムは2025年度国際交流基金「日米グローバル・パートナーシップ強化助成」の助成を受け、非会員の皆様にも公開する形で開催させていただきます。
ご多用の折とは存じますが、奮ってご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
*誠に恐縮ながら、12月15日の特別セッションは特別会員企業様限定となります。普通会員様、準会員様には、参加費(10,000円/1名様)を申し受けておりますが、ご関心をお持ち頂ければ幸いに存じます。
【プログラム】
日本エネルギー経済研究所 中東研究センター2025年度国際シンポジウム:
「米・イラン・イスラエル:緊迫する中東情勢に日本はどう立ち向かうか」
◆◆◆特別会員限定セッション◆◆◆
日時:2025年12月15日(月)15:00-16:30
◆台湾危機が中東情勢に与えるインパクト:シナリオプランニングを通じた議論より
日本エネルギー経済研究所中東研究センター 主任研究員
小林 周
<コメンテーター>
米UCLAバークル・センター上級フェロー ダリア・ダッサ・ケイ
ジョージタウン大学ドーハ校 教授 メフラン・カムラヴァ
防衛省防衛研究所 地域研究部 主任研究官 八塚 正晃
<モデレーター>
日本エネルギー経済研究所 中東研究センター長・研究理事
坂梨 祥
*講演・パネル・ディスカッションには同時通訳が付きます。
*プログラムに変更がある場合は、HP上でご案内いたします。
【お申し込み方法】
弊所ホームページよりお申し込みをお願いいたします。
「特別会員限定セッション(対面)」:12/15(月)15:00-16:30
※同セッションのオンライン参加をご希望の方、また他セッション等につきましては以下URLよりご希望のセッション及び懇親会ごとにお申し込みください。
「特別会員限定セッション(オンライン)」:12/15(月)15:00-16:30
「公開セッション(対面)」:12/16(火)13:30-17:25
「懇親会(会員限定)」:12/16(火)17:45-19:15
*申し込み締め切り:2025年12月10日(水)
*本メールの返信からはお申込みいただけません。
【参加費】
特別会員・桜会会員:無料
普通会員・準会員:
特別会員限定セッション 10,000円/1名様
公開セッション 無料
非会員:公開セッション 無料
*非会員様は特別会員限定セッション、懇親会にはご参加いただけません。
【開催方法】
特別会員限定セッション:ハイブリッド開催(日本エネルギー経済研究所11階 Room 1
/Zoomウェビナー)
★ご不明の点などございましたら、下記までお問い合わせ下さい。
一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 中東研究センター
mailto:webinar@jime.ieej.or.jp
(tel:03-5547-0230、fax:03-5547-0229)