2020年09月01日

お知らせ

【公開シンポジウム】イラン・イラク戦争から40年・湾岸危機/湾岸戦争から30年・公開シンポジウム「変動する湾岸情勢と日本:危機の時代を前望する」

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 この度、日本エネルギー経済研究所中東研究センター、立命館大学アジア・日本研究所、立命館大学中東・イスラーム研究センターの主催で、イラン・イラク戦争から40年・湾岸危機/湾岸戦争から30年・公開シンポジウム「変動する湾岸情勢と日本:危機の時代を前望する」を開催いたします。

 ウェビナー形式での開催となりますので、多くの皆様からのご参加をお待ちしております。

           記

【タイトル】:
 イラン・イラク戦争から40年・湾岸危機/湾岸戦争から30年・公開シンポジウム「変動する湾岸情勢と日本:危機の時代を前望する」

【趣旨】:
 本年2020年は、イラン・イラク戦争勃発から40年、湾岸危機勃発から30年の節目の年である。この間、湾岸地域においては米国・イラン・イラク・GCC諸国の対立が続いており、国際社会は不安定な地域情勢に翻弄されてきた。日本は投資やビジネス、民間交流を通じて湾岸諸国との関係を深める一方で、依然として9割近い原油を湾岸諸国に依存していることから、常にエネルギー安全保障を念頭に置いて地域情勢に対応せざるを得なかった。本シンポジウムでは、改めて二つの出来事を回顧しながら、地域の対立構造の本質に迫る。またエネルギー、現代中東政治、イランの専門家からのコメントをもとに議論を深め、湾岸情勢の行方と日本の向き合い方を考える。

【プログラム】:
 司会・ご挨拶:小杉泰(立命館大学)

 酒井啓子(千葉大学)         講演①「イラン・イラク戦争から40年」
 保坂修司(日本エネルギー経済研究所) 講演②「湾岸危機から30年」

 脇祐三(元・日本経済新聞社)     コメント①「石油を巡る国際関係の観点から」
 末近浩太(立命館大学)        コメント②「現代中東政治の観点から」
 黒田賢治(国立民族学博物館)     コメント③「イラン政治の観点から」

 質疑応答

【開催日時】:2020年9月18日(金)15時~17時

【開催場所】:Zoomによるウェビナー形式

【主催】:
  日本エネルギー経済研究所 中東研究センター、立命館大学アジア・日本研究所、
  立命館大学中東・イスラーム研究センター

【共催】:
  科学研究費助成・新学術領域研究「グローバル秩序の溶解と新しい危機を超えて
  :関係性中心の融合型人文社会科学の確立社会科学の確立」(グローバル関係学)、
  科研費基盤(A)「現代イスラームにおける法源学の復権と政治・経済の新動向
  :過激派と対峙する主流派」

 ご参加を希望される方は9月16日(水)17時までに下記フォームより参加登録をお願い致します。登録を頂いた方宛に、担当者よりZoomウェビナーへの参加手続き情報をお送りいたします。

【参加申し込みフォーム】:https://forms.gle/68oRcg4zjKyZZZmd6

【連絡・問い合わせ先】:
 日本エネルギー経済研究 中東研究センター E-mail: webinar@jime.ieej.or.jp