掲載日:2026年01月29日

中東研ニューズリポート

シリア:クルド自治勢力統合合意成立後の動き:相互不信の中の停戦・統合合意

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概要


 1月18日にSDFが自治機構を委譲しシリア移行政府への統合に合意したことで(勝又郁子「シリア:自治勢力が府支配下へ」中東研ニューズリポート2026年1月20日配信参照)、アフマド・シャルア大統領率いるシリア移行政府は国土統合に向けて前進したが、シリア北東部ではシリア移行政府国防軍(以降、移行政府軍)とクルド系自治勢力が停戦に合意したものの、散発的に停戦違反が報じられるなど目が離せない状況にある。ISメンバーの収容所の管理を巡っては収容者のイラクへの移送が決定され、移行政府軍の包囲によって人道危機に直面しているコバニ(アイン・アラブ)には人道回廊の設置が発表された。両者に深い不信感と敵意がにじむ中、停戦から合意の履行に到達できるか否か楽観はできないが、治安の安定に向けた取り組みが行われつつある。・・・

執筆者

柳谷 あゆみ

地域・テーマ

シリア

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