掲載日:2025年10月27日

中東研ニューズリポート

ガザ停戦から17日(1):不透明な「戦後」体制作りと思惑の相違

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 ガザ地区で停戦が発効してから17日がたつ。危ういながらも停戦は維持されているが、「戦後」体制作りはまったく進んでおらず、ハマースはすでに活動を再開している。本稿(1)では、今後のガザ統治に関する関係当事者間の立場の相違や国際安定化部隊(ISF)編制の問題などを取り上げ、(2)ではハマースによる支配再構築の動きや人道支援活動の困難さ、さらにガザが二分される危険を指摘する。・・・

執筆者

立山 良司

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