停戦合意後の仲介外交
エジプト・カタル・米国の仲介外交によって、1月19日にガザ戦争の停戦合意が発効した。エジプトはその後も仲介者として停戦合意履行の支援・調整を続けている。23日、アブドゥルアーティー外相はルビオ米国務長官と電話会談を行い、イスラエル・ハマース間の仲介外交を継続することを確認した。なお、アブドゥルアーティー外相は二国家構想に基づくパレスチナ国家樹立が両者間の紛争回避に不可欠であると強調した。27日には、ムハンマド・ダルウィーシュが率いるハマース使節団がカイロを訪問し、停戦合意履行や今後のガザ統治に関する協議をエジプト政府高官と協議した。・・・