掲載日:2024年12月22日

中東研ニューズリポート

リビア:アサド政権崩壊後、ロシアの活動が増加

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 ロシアはシリアのアサド政権を支援する一方で、同国のタルトゥース海軍基地とフメイミーム空軍基地を、中東・アフリカに展開する拠点として活用してきた。アサド政権の崩壊によって、ロシアは今後シリア国内での活動が大きく制限され、地中海およびアフリカ諸国に展開する能力が削減される見込みが高い。このため、ロシアはリビアにおける軍事拠点を増強させ、兵站上・戦略上の損失を補おうとしている。・・・

執筆者

小林 周

地域・テーマ

リビア

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