掲載日:2024年09月20日

中東研ニューズリポート

レバノン、シリアでヒズブッラー支給のポケベル端末等が爆発、イスラエルが関与か

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概容:火曜にポケベル端末、水曜にウォーキートーキーが爆発


 2024年9月17日(火)に、レバノン各地及びシリアでヒズブッラー支給のポケベル型端末(pager:ページャー)がほぼ同時に爆発し、12人が死亡、2323人が負傷した。レバノン保健省は負傷者のうち200人以上が重体と発表しており、死者数は今後増加する可能性がある。レバノンの首都ベイルートの病院関係者によると、負傷の多くは腰や顔、目、手に集中し、指を失った人が多いという。また英国を拠点とする「シリア人権監視団(SOHR)」によると、隣国シリアでもポケベル型端末(ページャー)の爆発により(少なくとも)14人が負傷した。この爆発で駐ベイルートのイラン大使が負傷したとの報道があったが、比較的軽傷とみられる。・・・

執筆者

柳谷 あゆみ

カテゴリー

政治, 治安・テロ

地域・テーマ

イスラエル, レバノン, シリア

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