掲載日:2024年08月27日

中東研ニューズリポート

リビア:東部政府による石油生産・輸出の停止宣言

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 8月26日、リビアの東部政府(国際的には未承認)は石油生産と輸出を停止すると発表し、全ての油田や石油施設、ターミナルに対するフォース・マジュール(不可抗力による操業停止)を宣言した。その後、東部のシドラ(Sidra)ターミナル(輸出能力約45万b/d)に原油を供給するワーハ石油社やシルト石油・ガス社は、石油生産・出荷量の段階的削減の開始を発表した。これらの動きを一因として、ブレント原油は一時3%上昇し、1バレル当たり81ドルを超えた。・・・

執筆者

小林 周

カテゴリー

政治, エネルギー, 治安・テロ

地域・テーマ

リビア, 北アフリカ

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