掲載日:2024年08月06日

中東研ニューズリポート

サウジアラビア:減産のために今年前期のアラムコの純利益が縮小

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 サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコが8月6日、2024年前期決算を発表、OPECプラスにおいて他の加盟国に先導する形で2023年7月から実施している900万b/dへの減産が、原油価格上昇の効果を完全に打ち消し、純利益が前年同期に比べて約9%縮小して563億ドル(8.2兆円)となった。減産は最近の同社の時価総額にも悪影響を与え、2022年の一時期には上回っていた米国のアップルと今では倍近い差が開き、1.73兆ドル(250兆円、世界第5位)となっている。・・・

執筆者

近藤 重人

カテゴリー

経済, エネルギー

地域・テーマ

サウジアラビア, 湾岸・GCC

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