掲載日:2024年03月13日

中東研ニューズリポート

中東の兵器輸入:サウジなど減少傾向も、カタルは大幅増

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 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は3月11日、2019~23年の5年間に行われた国際的な兵器取引(販売、贈与、ライセンス生産を合わせた移転の数量)に関する報告書を発表した。このうち兵器の輸入では、首位になったインドに続いてサウジアラビアが2位、カタルが3位、エジプトが7位で、中東・北アフリカ(MENA)諸国のうちこの3カ国がトップ10に入った。以下、クウェートが12位、アラブ首長国連邦(UAE)が14位、イスラエルが15位、トルコが17位にランクされた。地域別では、中東の19~23年の兵器輸入はそれに先立つ14~18年の5年間の実績を12%下回ったが、それでもなお国際的な兵器の取引のおよそ3割が中東向けになっている。・・・

執筆者

脇 祐三

カテゴリー

政治, 治安・テロ

地域・テーマ

バハレーン, エジプト, イスラエル, クウェート, カタル, サウジアラビア, トルコ, UAE, 北アフリカ, 湾岸・GCC, 米国・カナダ, 欧州

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