掲載日:2023年03月15日

中東研ニューズリポート

【特別会員限定】アルカイダ:指導者選出をめぐる現状

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 2023年2月13日、国連はイスラーム国(IS)・アルカイダに関する報告書において、サイフ・アル=アデルがアルカイダの事実上の指導者となったとの認識を示した。米国国務省もこの見解を支持すると発表している。一方、アルカイダは未だに新しい指導者の発表を行っておらず、2022年7月末のザワーヒリーの死も認めていない。本年2月21日頃、アルカイダは近々重要な声明を発出するとの予告を行い、後継者発表があるかとの疑念を抱かせたが、結局はトルコ・シリア大地震への追悼声明、ソマリアでの米国およびその同盟国によるアル=シャバーブに対する攻撃への非難声明の発出に留まった。この状況はどのように考えればよいのだろうか。・・・

執筆者

渡邊 駿

カテゴリー

治安・テロ

地域・テーマ

イエメン, 北アフリカ, 湾岸・GCC, その他

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