掲載日:2022年04月25日

中東研ニューズリポート

拡大及び長期化の懸念が高まるリビアの石油減産

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 リビア石油公社は4月16日から19日にかけ、リビア南西部のエルフィール及びシャララ油田と東部のズエイチナ及びブレガ石油ターミナルについてフォースマジュール(不可抗力)を宣言した。これらの不可抗力宣言は、首都トリポリの国民統一政府を率いるダバイバ首相の退陣を求めるデモ隊が、各地の石油施設に侵入して石油の生産や出荷業務を中断させたために行われた。いずれの地域もリビア東部のベンガジを拠点とするリビア国民軍の強い影響力の下にあるため、バシャガ新首相を支持するハフタル司令官が一連の動きの背後にいると考えられている。・・・

執筆者

大先 一正

カテゴリー

政治, エネルギー

地域・テーマ

リビア, 北アフリカ

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