掲載日:2022年01月25日

中東研ニューズリポート

韓国がイランの国連分担金を代納、大統領のアラブ歴訪後

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 韓国政府は1月23日、韓国で凍結されているイランの資産の一部を活用して、イランの国連分担金1800万ドルを代納したことを明らかにした。国連は「分担金の滞納が続くとイランは国連総会での投票権を失う」と警告していたが、代納によってイランは投票権を回復する見込みだと、韓国政府は説明している。韓国の中央日報・電子版によると、イラン政府が13日に韓国政府に代納を要請し、21日に納付が完了した。代納実施については、韓国の企画財政省が米国で対外経済制裁を主管する米財務省の外国資産管理室や国連事務局と調整し、韓国の銀行にあるイランの口座のウォン建て資金を充当したとされる。...

執筆者

脇 祐三

地域・テーマ

エジプト, イラン, サウジアラビア, その他

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