掲載日:2021年12月28日

中東研ニューズリポート

リビア和平プロセスの推進を妨げる大統領選挙の延期

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 リビア代表議会の選挙委員会は、大統領選挙の投票予定日であった12月24日の2日前の22日に選挙法制や治安維持等に関する問題により投票を予定日に実施できないことを発表しており、全国高等選挙委員会は投票日を1か月延長し、来年1月24日とすることを提案した。以前より選挙の法的根拠の脆弱性や立候補者の資格要件等を巡る論点が指摘されており、予定通りの選挙実施は困難との見方がなされていたが、多数のリビア国民が投票者登録を済ませ、関心の高さを示すとともに、国際社会は選挙実施によるリビア和平プロセスの推進を期待し、支援をしてきており、大統領選挙の延期決定は内外に波紋を広げている。...

執筆者

大先 一正

地域・テーマ

リビア

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