掲載日:2021年12月24日

中東研ニューズリポート

イランとの核交渉をめぐる米とイスラエルに立場の差

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 米国のバイデン政権とイスラエルのベネット政権との間でこのところ、イランの核開発をめぐる協議や接触が頻度を増している。12月22日には米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)がエルサレムでベネット首相らイスラエル政府高官と会談した。11月末に再開されたウィーンでの間接核交渉の内容をイスラエル側と協議することが主目的だったようだ。ただ核交渉は12月17日に成果を見ないまま中断しており、イスラエルは見通しがないまま交渉を続けることへの強い懸念を米国に伝えたと思われる。...

執筆者

立山 良司

カテゴリー

政治

地域・テーマ

イラン, イスラエル, 湾岸・GCC, 米国・カナダ, その他, 東地中海

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