中学生の時に『世界国勢図会』と『データブック オブ・ザ・ワールド』を読んで世界の政治や経済に関心を持ち、2000年のエジプトにおける抗議運動や翌年の米同時多発テロのニュースに接して世界の中でも特に中東への関心を強めました。大学院では当初パレスチナ問題について研究したいと考えましたが、最初の中東における留学先がクウェートであったこと、また大学院において外交史研究が盛んであったことに影響を受け、研究テーマを第一次石油危機におけるクウェート外交に決めました。その後、湾岸諸国の中でより影響力のあるサウジアラビアに研究の焦点をシフトさせました。
2016年1月に日本エネルギー経済研究所中東研究センターに入所後は、サウジアラビアなどの政治・経済・エネルギーに関する動向や政策を幅広く研究してきました。2022年にはサウジアラビアのアブダッラー国王石油調査研究センター(KAPSARC)に半年間出向し、同国のエネルギーや環境に関する動向や政策について理解を深めました。
2004年開成高等学校卒業、2008年筑波大学第三学群国際総合学類卒業、2016年慶應義塾大学法学研究科後期博士課程修了 博士(法学)。
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