リポート
イラク:新国会議長にはハルブースィが続投
10月に行われたイラク国民議会選挙の結果が12月末に確定したことを受けて、1月9日に新国民議会が招集された。新議員が宣誓し、最重要議題であった新議長の選出も、無事同日中に終了した。しかし、シーア派政党間で、首相候補を擁立する権利をもつ、議会の「最大政党」をめぐって決着がついておらず、暫定議長が乱闘の末病院に運ばれるなど、波乱の幕開けとなった。・・・
10月に行われたイラク国民議会選挙の結果が12月末に確定したことを受けて、1月9日に新国民議会が招集された。新議員が宣誓し、最重要議題であった新議長の選出も、無事同日中に終了した。しかし、シーア派政党間で、首相候補を擁立する権利をもつ、議会の「最大政党」をめぐって決着がついておらず、暫定議長が乱闘の末病院に運ばれるなど、波乱の幕開けとなった。・・・
第34回OPEC・非OPEC閣僚会合(2022年12月4日) 2022年10月5日に開催された第33回OPEC・非OPEC閣僚会合における協調減産の決定は、純粋に市場動向を踏まえて行われ、市場関係者によって世界の石油市場安定化のために必要かつ正しい対応であるとこれまでも認められて…
リビア代表議会の選挙委員会は、大統領選挙の投票予定日であった12月24日の2日前の22日に選挙法制や治安維持等に関する問題により投票を予定日に実施できないことを発表しており、全国高等選挙委員会は投票日を1か月延長し、来年1月24日とすることを提案した。以前より選挙の法的根拠の脆弱性や立候補者の資格要件等を巡る論点が指摘されており、予定通りの選挙実施は困難との見方がなされていたが、多数のリビア国民が投票者登録を済ませ、関心の高さを示すとともに、国際社会は選挙実施によるリビア和平プロセスの推進を期待し、支援をしてきており、大統領選挙の延期決定は内外に波紋を広げている。...
米国のバイデン政権とイスラエルのベネット政権との間でこのところ、イランの核開発をめぐる協議や接触が頻度を増している。12月22日には米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)がエルサレムでベネット首相らイスラエル政府高官と会談した。11月末に再開されたウィーンでの間接核交渉の内容をイスラエル側と協議することが主目的だったようだ。ただ核交渉は12月17日に成果を見ないまま中断しており、イスラエルは見通しがないまま交渉を続けることへの強い懸念を米国に伝えたと思われる。...
12月22日、スィースィー大統領はアシュート県内で石油化学複合施設の開業式典に出席し、配給カードの適用範囲を今後制限し、新規交付を停止するとの意向を述べた。エジプトでは、約7,000万人が配給カードを利用することで、補助金によって市場価格よりも廉価に設定されたパン、米、パスタ、調理油など基本食料品を購入している。カードごとに購入量上限(割当量)が定められてはいるが、配給カードは庶民の日常生活を支えているといっても過言ではない。・・・
感染拡大第4波とオミクロン株検出 現在、エジプトは新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の第4波の渦中にある。今年夏に新規感染者数の減少がみられ、一部活動制限も緩和された。しかし、秋以降は感染が再拡大した。12月21日現在、エジプト国内における新規感染者数は848人で、累計377,081人に達した。また、感染死者数は47人で、累計21,457人に達した。なお、これまでの感染回復者数は313,782人である。...
エジプト国内の人権状況 現在のエジプトでは、スィースィー大統領による安定的な政権運営が進められている一方、反体制派に対する取り締まりや圧力が厳しくなっている。エジプト国内の人権状況の悪化に対して国内外から批判の声が上がることも多く、スィースィー政権は非常事態令の解除や国家人権政策の策定などの取り組みを示しつつある。しかし、政権存続にとって脅威となりうる反体制派、すなわちムスリム同胞団と青年運動に対しては依然として厳しい姿勢を緩めていない。今般も、両者に関して2件の厳しい判決が言い渡された。...
トルコのチャブシュオール外相は12月15日、隣国アルメニアとの国交正常化に向けてセルダル・クルチ元駐米トルコ大使をアルメニア特使に任命すると発表した。両国は2009年にも国交正常化に向けた交渉を始めたものの、当時はアルメニアと係争地ナゴルノ・カラバフをめぐり対立するアゼルバイジャンの反対でとん挫していた。しかしナゴルノ・カラバフをめぐる昨年秋の戦闘でアゼルバイジャンがアルメニアから領土の奪還に成功したことで状況が一変、事態が大きく動き出した。...
第42回湾岸協力会議(GCC)サミットが12月14日、サウジアラビアの首都リヤードで開催された。主催国のサウジアラビアのムハンマド皇太子に加え、オマーンのファハド副首相、UAEのムハンマド首相兼ドバイ首長、クウェートのミシュアル皇太子、カタルのタミーム首長、バハレーンのハマド国王が出席した。会議は最終声明「リヤード宣言」を発出した。...
サウジアラビアのムハンマド皇太子は12月6日から10日にかけて、オマーン、UAE、カタル、バハレーン、クウェートを歴訪した。間もなくサウジアラビアが主催する湾岸協力会議(GCC)サミットの事前調整に加え、各国との二国間協力の拡大を目的としていた。...
UAEのタフヌーン・ビン・ザーイド国家安全保障顧問は12月6日、イランの首都テヘランを訪問した。同国のエブラーヒーム・ライースィー大統領と、アリー・シャムハーニー国家安全保障最高評議会事務局長とそれぞれ会談し、二国間関係の強化について意見を交わした。2016年以降対立を続けていたUAEとイランの間では、最近になり政府要人間の交流が増えている。・・・
12月2日未明に発表された官報によれば、トルコのエルドアン大統領はリュトフィ・エルバン財務相の辞任を承認し、後任にヌレッディン・ネバティ副財務相を据えた。突然の財務相交代を受けて為替市場ではトルコリラが下落し、対ドルで最安値に迫った。・・・