リポート
イラン:ガーリーバーフ氏が第12期国会議長に就任
5月28日、イランの第12期国会は、第11期国会でも議長を務めたガーリーバーフ氏を、再度、議長に選出した。イランのメフル通信によれば、ガーリーバーフ氏は(全287票中)198票を獲得し、その他の候補を大きく引き離した。保守強硬派に属するゾルヌール議員は60票を、伝統保守派に属するモッタキー議員(元外相)は、5票を獲得するにとどまった。・・・
5月28日、イランの第12期国会は、第11期国会でも議長を務めたガーリーバーフ氏を、再度、議長に選出した。イランのメフル通信によれば、ガーリーバーフ氏は(全287票中)198票を獲得し、その他の候補を大きく引き離した。保守強硬派に属するゾルヌール議員は60票を、伝統保守派に属するモッタキー議員(元外相)は、5票を獲得するにとどまった。・・・
国際司法裁判所(ICJ)は5月24日、イスラエル軍によるラファ攻撃の即時停止を含む暫定措置命令を出した。ICJの命令がガザ戦争の現実を大きく左右することは期待できない。しかし国際刑事裁判所(ICC)でネタニヤフ首相らへの逮捕状が請求されたこと、さらにノルウェーなど3か国がパレスチナ国家承認の意向を表明したことなど、国際社会でのイスラエルと米国の孤立がいっそう顕著になりつつある。・・・
岸田首相は5月21日夕方、サウジアラビアのムハンマド皇太子とテレビ会談を行った。また、同日には齋藤経済産業相やサウジアラビアの複数の大臣が出席する中、日・サウジ・ビジョン2030ビジネスフォーラムが東京で開催され、両国間の様々な合意なども発表された。既報の通りサウジアラビアのムハンマド皇太子は訪日を急きょ延期したが、多くの成果は現れたと考えられる。・・・
5月21日、イランにおける選挙監督機関である護憲評議会の報道官は記者会見を行い、新たな大統領を選出する第14期大統領選挙の日程を発表した。同報道官によれば、6月28日に予定される選挙で選出される新大統領の任期は4年となる。・・・
クルド系政党の指導者らがクルディスタン労働者党(PKK)と関係をもち、2014年10 月の政府に対する抗議行動を扇動した罪を問われている「コバネ裁判」で、アンカラの刑事裁判所が5月16日、厳しい判決を言い渡した。野党共和人民党(CHP)党首とエルドアン大統領の8年振りの会談によって「デタント」への期待が高まるなかで、クルド問題をとりまく政治環境は厳しい。・・・
5月19日(日)の現地時間で夕方16時ごろ、イラン国営通信(IRNA)は、ライースィー大統領が乗るヘリコプターが、イラン北西部の東アゼルバイジャン州で「何らかの事故にあった」と報じた。その後現地時間で20日(月)午前1時を回った時点でも、大統領の安否は不明なままである。IRNAの報道によれば、このヘリコプターには大統領のほか、アミールアブドッラーヒヤーン外相と、東アゼルバイジャン州知事、および東アゼルバイジャン州都タブリーズの金曜礼拝同師が搭乗していた。
林官房長官は5月20日午前の定例会見で、20日から予定されていたムハンマド皇太子の訪日は延期せざるを得なくなったとサウジ政府から連絡があったと明らかにした。サルマーン国王の健康状態を受けてのものであり、ムハンマド皇太子の訪日については改めて両国間で調整していくことになるという。・・・
アラブ連盟は5月16日に第33回首脳会議をバハレーンで開催し、ガザ情勢を中心に議論を行った。22の加盟国・地域から首脳・外相級が出席し、最終宣言として「マナーマ宣言」を発出するとともに、ガザ侵略への非難声明も発表した。現在、イスラエルがガザ南部のラファフに地上軍を展開し、民間人の犠牲が拡大するなかで、アラブ諸国は一致してこの状況に歯止めをかけられるかどうかが問われている。
林官房長官は5月10日、サウジアラビアのムハンマド皇太子が5月20日から23日まで公賓として日本を訪問すると発表した。滞在中は天皇陛下が催す宮中午餐や岸田首相が催す夕食会にも参加する予定という。少なくとも現時点では情報が限られており、訪問が決まった経緯も明らかではないが、本レポートではこれまでの首脳往来の経緯、現在の両国の状況、そしてそれを踏まえた両国の訪問に関する思惑などを中心に考察したい。・・・
5月8日から11日まで、第28回イラン国際石油・ガス・精製・石油化学展示会(通称Iran Oil Show 2024)がイランの首都テヘランで開催された。展示会にはイランの現地企業1,500社、海外からは12カ国から250社が参加したと報じられている。今年の展示会の表題は「石油産業、生産の飛躍と技術の最適化」であり、国内で増加するエネルギー需要に対して供給量が追い付いていないことに対する課題意識が伺える。・・・
ラファ作戦は「限定的」 バイデン大統領は5月8日、CNNとのインタビューで、イスラエル軍がラファに侵攻すれば、イスラエルへの兵器供与の一部を停止すると発言した。このインタビューが放映される数時間前には、オースチン国防長官が米上院で、威力の強い爆弾の供与を停止していることを明らかにしていた。米国が停止したのは2000ポンド爆弾などの「攻撃的な」兵器とされている。・・・