中東分析・刊行物
リポート
サウジアラビア:トランプ再選とアラブ・イスラーム・サミット
米国のトランプ前大統領が11月6日に大統領選挙で勝利し、サウジアラビアのムハンマド皇太子は同日に前大統領に電話で祝福を伝えた。サウジアラビアは同氏の再選を歓迎していると指摘されている。また、サウジアラビアはパレスチナの大義を掲げるアラブ・イスラーム・サミットを昨年に引き続き11月11日に開催し、イランとの関係もさらに深めている。本レポートではこれらの背景について考察したい。・・・
リポート
カタル:ガザ戦争の仲介を停止、ハマース追放は否定
カタル外務省のマージド・アンサーリー報道官は11月9日、カタルはハマースとイスラエルの仲介努力を停止することを関係者に伝えたことを明らかにした。この前日には、一部メディアがハマースの追放にカタル政府が合意したと報じていたが、この点については否定した。ガザ戦争勃発から1年1か月が経過し、停戦と人質解放交渉が完全に停滞するなかで、仲介者としてのカタルの手腕がますます問われている。・・・
リポート
トルコ:エルドアン大統領がテュルク諸国機構首脳会議に出席
トルコのエルドアン大統領は11月5-6日、キルギス共和国の首都ビシュケクで開催されたテュルク諸国機構(OTS)の第11回首脳会議に出席した。・・・
リポート
イスラエル:ガラント国防相を解任
後任にはカッツ外相 イスラエルのネタニヤフ首相は11月5日、ガラント国防相を解任した。後任には同じリクード国会議員のイスラエル・カッツ外相を、後任の外相には「新しい希望」のギデオン・サアル党首を任命した。・・・
リポート
OPECプラス、減産緩和の開始を1か月後ろ倒し
2024年11月3日、自主減産を実施するOPEC(石油輸出国機構)プラス(以下OPEC+)8か国(サウジアラビア、ロシア、イラク、UAE、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーン)は、現行の自主減産を12月まで延長することを決定した。・・・
リポート
イラン:ペゼシュキアーン大統領は1404年度予算法案第一部を議会に提出
2024年10月22日、ペゼシュキアーン大統領はイラン暦1404年度(2025年3月20日~2026年3月20日)予算法案の第一部を議会に提出した。7月に発足したペゼシュキアーン政権が策定した初の予算法案であり、新政権下での財政改革の方向性を知る道標として注目が集まった。実際のところ、目立った改革は見受けられなかったが、予算規模は前年度から大幅に拡大した。・・・
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イラン:イスラエルの報復攻撃への反応
現地時間で10月26日未明のイスラエルによる報復攻撃を受けて、イランではまず防空軍が声明を発表し(立山良司「イスラエル:イランに報復攻撃」中東研ニューズリポート)、次いで国軍が、イスラエルの攻撃によりイラン人兵士2名が死亡したと発表した(イスラエルの攻撃による死者数は、その後4名に増えた)。イラン防空軍の声明によれば、イスラエルは今回首都のテヘランに加え、西部イーラーム州および南西部フーゼスターン州に対し攻撃を行い、死亡した兵士4名のうち少なくとも2名は、フーゼスターン州での任務の最中に死亡したとのことである。・・・
リポート
イスラエル:イランに報復攻撃
100機以上で20カ所以上を攻撃か イスラエル軍は10月26日午前2時半、「イランの軍事目標に対する精密な攻撃を実行中」と発表した。発表によれば、「イラン体制とその代理勢力たちは(昨年)10月7日以来、イラン本土からの直接攻撃を含め、7正面からイスラエルを絶え間なく攻撃」しており、「イスラエルはこれに対抗する権利と義務を有している」とイランへの攻撃を正当化している。イスラエル軍は同日午前6時、攻撃終了を発表した。・・・