中東分析・刊行物
リポート
アルジェリア:テブーン大統領の中国訪問
アルジェリアのテブーン大統領は、17日から21日まで中国を公式訪問し、習近平国家主席や李強首相ら要人と会談した。国交樹立65周年を迎え、両国は政治・経済関係をさらに強化させようとしている。・・・
リポート
トルコ:エルドアン大統領が湾岸3カ国を歴訪
トルコのエルドアン大統領は7月17-19日の3日間、サウジアラビア、カタル、アラブ首長国連邦(UAE)3カ国を歴訪した。海外からトルコへの投資が細る中、大統領は各国からの投資を呼びかけ、貿易やエネルギー、防衛産業などに関する数々の覚書を締結した。・・・
リポート
イスラエル・米関係:バイデン大統領の不快感と懸念
イスラエルのヘルツォッグ大統領は7月18日、ホワイトハウスでバイデン大統領と会談し、翌19日には米議会上下両院合同会議で演説した。ヘルツォッグ大統領のホワイトハウス訪問や米議会での演説は、米国のメディアにも大きく取り上げられた。米・イスラエル関係の重要性を考えると当然といえるが、象徴的・儀礼的な役割しか担っていないイスラエル大統領の動向が盛んに注目された背景には、バイデン政権とネタニヤフ政権との異例ともいえる関係冷え込みが強く作用している。・・・
リポート
岸田首相がUAEとカタルを訪問、グリーン・エネルギー分野で関係強化
湾岸諸国を歴訪中の岸田文雄首相は、7月17日にUAEを訪問し、翌18日にはカタルを訪問し、それぞれで首脳会談を行った。前日16日には訪問先のサウジアラビアでムハンマド・サウジ皇太子との会談が行われ、エネルギー分野を中心に二国間関係を強化した(参考:近藤重人「サウジアラビア:岸田首相が日本の首相として3年半ぶりに訪問」中東研ニューズリポート、2023年7月17日配信)。今回の首相訪問により、日本は湾岸諸国における外交的・経済的な関与を拡大しようとしている。・・・
リポート
リビア:油田の閉鎖と政治・治安リスク
7月13日から15日にかけて、リビア南西部のフィール(Feel)およびシャラーラ(Sharara)を含む複数の油田が、地元の部族勢力により一時閉鎖された。リビアの原油生産量は2011年の内戦以降で最高水準にあるものの、依然として政治・治安情勢の影響を受けやすい状況が浮き彫りになった。・・・
リポート
チュニジア:移民を取り巻く環境の悪化
チュニジアを目指す移民の増加 チュニジアから地中海を渡り欧州を目指すサブサハラ・アフリカ出身の移民が急増している。UNHCRによると、地中海を越えてイタリアに入国する密航者は2023年6月25日時点で約6万人となり、前年同期の2.3倍に増加した。また、これまではリビアが最も主要な経由地であったが、2023年はチュニジアから出発する密航者が4月末までに約2万5000人にのぼり、全体の6割を占めるまでになった。この数字は前年同期の11倍という爆発的な増加である。・・・
リポート
サウジアラビア:日本とクリーンエネルギー協力で合意
岸田首相とサウジアラビアのムハンマド皇太子は7月16日、首脳会談においてクリーンエネルギー協力のための「日・サウジ・ライトハウス・イニシアティブ」を立ち上げることで合意した。同イニシアティブは今後の発展次第では、世界の気候変動対策の方向性に大きなインパクトを与える可能性がある。・・・