中東分析・刊行物
リポート
OPECプラス、2024年末まで減産、サウジは日量100万バレル追加減産
2023年6月4日、石油輸出国機構(OPEC)と非OPECの第35回閣僚級会合(OPECプラス会合、以下OPEC+会合)がウィーンで(オンラインで)開催され、2024年1月から12月までの生産目標が合意された。また、サウジアラビアは7月に追加で日量100万バレル(b/d)の追加減産を行うことを表明した。・・・
リポート
トルコの選挙とクルド
5月14日に行われた大統領選・総選挙と28日の大統領決選投票の結果、エルドアン大統領を頂点とする政治体制の継続が決まった。主要なクルド系政党は独自の大統領候補を立てずに野党連合のクルチダルオール氏を支持したが、その戦略は実らなかった。他方、イラク・クルディスタン地域(KRI)のクルディスタン民主党(KDP)の幹部は対トルコ関係の安定を重視する立場から、エルドアン氏を水面下で支援したと語った。・・・
リポート
トルコ:エルドアン大統領が再選
トルコで5月28日に行われた大統領選挙の決選投票で、現職のエルドアン大統領が野党統一候補のクルチダルオール共和人民党(CHP)党首を破り再選を果たした。任期は5年で、2003年から続くエルドアン政権の継続が確実となった。5月14日に行われた議会選挙(定数600)でも与党連合が過半数を確保しており、与党公正発展党(AKP)の党首でもあるエルドアン氏は議会も引き続き掌握する。・・・
リポート
イスラエル:2023、2024年予算成立
国会の自動解散は回避 イスラエル国会は5月24日、2023年と2024年の政府予算を成立させた(イスラエルの会計年度は暦年)。2023年予算の法的な成立期限である5月29日が迫る中、ネタニヤフ政権内では予算配分をめぐる激しい駆け引きが続いていた。期限前に予算が成立したことで、国会の自動解散は回避された。
2023年5月26日 情勢分析報告会 資料
※講演終了後(2023年5月30日)に資料を差し替えております。
リポート
イラン:シャムハーニー国家安全保障最高評議会事務局長が交代
5月22日、イランのライースィー大統領は、新たな国家安全保障最高評議会(SNSC)事務局長に、アリー・アクバル・アフマディアーン氏を任命した。同22日、ハーメネイー最高指導者は、SNSC事務局長を退く形となったシャムハーニー氏を、自らの政治問題担当顧問、かつ、体制利益判別評議会メンバーに任命した。・・・
リポート
イラン:パキスタンとの国境市場を開設、同国向け新規送電事業も開始
5月18日、イラン南東部スィースターン・バルーチェスターン州ピシンとパキスタン南西部バルチスタン州マンドとの間の国境地帯に市場が開設され、イラン同州南部チャーバハールのポラーンとパキスタン同州南部グワダルのジーワーニー間の送電事業が開始された。ピシンで開催された送電事業開始の式典には、イランのライースィー大統領とパキスタンのシャフバーズ・シャリフ首相が出席した。・・・
リポート
サウジアラビア:第32回アラブ・サミットの開催
サウジアラビアのジェッダで5月19日、第32回アラブ・サミットがムハンマド皇太子の主催のもと開催され、「ジェッダ宣言」を採択して閉幕した。5月7日のアラブ連盟外相会議で11年ぶりにアラブ連盟復帰が承認されたシリアからはアサド大統領が参加した。また事前発表はなかったがウクライナのゼレンスキー大統領もゲストとして参加した。・・・
リポート
トルコ:大統領選は決選投票の可能性、議会では与党連合が優勢
トルコで14日、大統領選挙と議会選挙が実施された。大統領選では現職のエルドアン大統領が野党統一候補のクルチダルオール共和人民党(CHP)党首を約230万票差でリードするものの、当選に必要な過半数には達しておらず、28日の決選投票にもつれる可能性が高まっている。議会(定数600)選挙では与党連合が優勢で過半数を獲得する見込みである。投票率は85%だった。開票作業はまだ続いており、選挙管理委員会は正式な選挙結果を発表していない。・・・
リポート
イスラエル・パレスチナ:ガザとの間で武力衝突
イスラーム聖戦幹部などを殺害 イスラエルとガザ地区との軍事衝突が拡大の気配を見せている。イスラエル軍の発表では、5月10日午後9時半(現地時間)までに、ガザから469発のロケットがイスラエルに向け発射された。その多くはイスラエル軍によって迎撃されたか、人家のない地域に着弾、あるいはガザ内に落下した。しかし一部はスデロットやアシュケロンなど南部の市や町に着弾し、軽傷者が出たほか、家屋などに若干の被害が出たと報じられている。・・・
リポート
トルコ大統領・議会選挙:在外投票が始まる
トルコで5月14日に大統領・議会選が行われるのにあわせて、4月27日から在外投票が始まっている。選挙では与野党の支持率が拮抗しており、在外票の行方にも注目が集まっている。日本では5月5-7日の3日間、都内の駐日トルコ共和国大使館で在外投票が実施された。・・・