リポート
第44回GCC首脳会議:ガザ・イスラエル紛争が中心議題になる
第44回湾岸協力会議(GCC)首脳会議が12月5日、カタルの首都ドーハにあるシェラトン・ドーハホテルで開催された。開催国であるカタルが議長国になり、ガザ・イスラエル紛争を中心に議論が行われた。同日に最終声明が発出され、パレスチナへの連帯を確認するとともに、イスラエルへの非難が盛り込まれた。ハマースとイスラエルの停戦期間が終わってガザ攻撃が再開されるなかで、GCC諸国の対応に注目が集まっている。・・・
第44回湾岸協力会議(GCC)首脳会議が12月5日、カタルの首都ドーハにあるシェラトン・ドーハホテルで開催された。開催国であるカタルが議長国になり、ガザ・イスラエル紛争を中心に議論が行われた。同日に最終声明が発出され、パレスチナへの連帯を確認するとともに、イスラエルへの非難が盛り込まれた。ハマースとイスラエルの停戦期間が終わってガザ攻撃が再開されるなかで、GCC諸国の対応に注目が集まっている。・・・
スィースィー大統領のUAE訪問 11月30日、スィースィー大統領はUAEに向けて出発した。この訪問の最大の目的は、11月30日~12月12日にドバイで開催される第28回気候変動枠組条約締約国会議(COP28)への出席である。エジプト政府は昨年シャルム・シェイフで開催されたCOP27の議長国であり、COP28開催準備に当たっても議事引継ぎ等を含めてこれまでUAE側と協力を進めてきた。また、スィースィー大統領のリーダーシップの下、エジプトは気候変動対策の一環としてグリーン・エネルギーや再生可能エネルギーの導入に注力している。・・・
11月21、22日に続いて12月3日にも、米軍がイラク国内でシーア派民兵への報復攻撃を実施した。米軍がイラクで民兵への直接的な軍事攻撃に踏み切ったのは2年半ぶりのことである。ガザの停戦が崩壊したことでイラクでも一時おさまっていた民兵の活動が再開しており、依然として事態は流動的だが、今のところイラクで全面的な紛争へ拡大する気配は見られていない。・・・
死者は1万5500人以上、避難民は180万人に イスラエルとハマースとの戦闘は12月3日で、開始以来58日目となった。7日間の戦闘休止が延長されなかった12月1日から、イスラエル軍はガザ地区全域への激しい空爆を再開した。さらに3日には、ガザ南部の主要都市ハーンユーニスなどで地上戦を開始していると発表した。ハマースなどもイスラエルに向けロケットを発射しており、依然として抵抗を続けている。・・・
イランのライースィー大統領は、2023年11月21日に、歳入の内訳を含む1403年(2024年3月21日~2025年3月19日)度予算法案の第一部を公開した。通例では予算法案の審議は、12月から1月にかけて包括的な予算法案が大統領より国会に提出され、3月の新年度開始に向けて審議が実施される。しかし、来年度予算法案については、二部構成であることや議会へ提出される前に公開されたことなど、例年と異なる手順が踏まれている。この要因として、2022年から2026年が対象とされていた第7次五か年計画の国会審議が難航しており、2023年12月時点においても策定できていないことが挙げられる。(注1)・・・
トルコのギュレル国防相は11月17日、欧州製戦闘機ユーロファイターの調達をめぐり関係諸国との協議を進めていることを議会で明らかにした。トルコはこれまで米国にF16戦闘機の売却を求めてきたが、米議会の根強い反対があり実現のめどは立っていない。そのため、空軍の近代化を急ぎたいトルコはF16に代わりユーロファイターの購入を目指す。F16の購入はあきらめておらず、米国に揺さぶりをかける目的もあるとみられる。ただしユーロファイターの共同開発国の一つであるドイツが売却に賛成しておらず、見通しは不透明である。・・・
2023年11月30日、OPEC(石油輸出国機構)プラス(以下OPEC+)の第36回閣僚級会合(以下会合)がオンラインで開催され、2024年1月以降の生産方針について、これまでの合意を維持することを確認した。またこれに加え、一部の産油国が2024年3月末まで追加の自主減産を実施することを発表した。・・・
解放された人質は合計で81人に イスラエルとハマースは11月27日、2日間の戦闘休止とさらなる人質の解放に合意した。合意延長に基づき28日、人質となっていたイスラエル人10人とタイ人1人が解放された。29日にも次の人質解放が見込まれている。・・・
イスラエルとハマースは人質解放と戦闘の一時停止をめぐる合意に基づき、現地時間11月24日午前7時から合意の履行を開始した。ハマース側からは、これまでに合計40名のイスラエル人が解放され、イスラエル側からも117名のパレスチナ人受刑者が解放されている。またガザ地区への燃料や人道支援物資の搬入も始まった。現在のところ戦闘中止の状態は維持されているようであるが、双方とも相手に対する不信感を抱えるなかで、明日28日には4日間の戦闘中止の期限を迎える。・・・
人質解放は24日以降の見込み カタルを仲介としたイスラエル・ハマース間の人質解放に向けた合意が11月22日に成立した。ハマース側はイスラエル国籍を有する女性と子供の人質50人を解放する一方、イスラエルは4日間、戦闘を「中止」するとともに、イスラエルの刑務所内にいるパレスチナ人の女性や子供150人を釈放することになっている。イスラエル、ハマース、さらにカタルと米国それぞれが個別に声明などを発表し、合意達成を確認した。・・・
2023年11月22日、OPECはプレスリリースで、11月26日に開催される予定だったOPEC(石油輸出国機構)プラス(以下OPEC+)の第36回閣僚級会合(以下会合)を11月30日に延期すると発表した。理由は明らかにしていないが、今回の会合で焦点となる2024年1月以降の生産方針について、参加国間で何らかの意見の相違があり、当初の会合予定日までに合意に達する目途が立たなくなったものとみられる。・・・
トルコの最大野党・共和人民党の党首選が11月5日に首都アンカラで行われ、オズギュル・オゼル氏(49)が現職のケマル・クルチダルオール党首を破り新党首に選出された。今年5月の大統領選で野党統一候補として立候補したもののエルドアン大統領に敗れたクルチダルオール氏をめぐり党内では辞任を求める声が強まっていた。・・・