中東分析・刊行物
リポート
IAEA理事会は対イラン非難決議を採択
6月5日、国際原子力機関(IAEA)理事会は、対イラン非難決議を賛成多数で可決した。理事国35カ国中、20カ国が賛成票を投じた一方、中国とロシアは反対票を投じ、12カ国は投票を棄権し、残り1国は投票を辞退した。・・・
リポート
ガザ戦争:バイデン提案がもたらした新しい状況
バイデン大統領自らが演説で停戦案を提示 ガザ戦争が6月7日で9か月目に入ろうとしている中、バイデン米大統領は5月31日にホワイトハウスで演説し、停戦と人質解放実現のための3段階からなる提案を発表した。バイデン大統領の演説などによると、提案の概要は以下のとおり。・・・
リポート
OPECプラス、2025年の生産方針で合意、自主減産を10月以降段階的に緩和
2024年6月2日、OPEC(石油輸出国機構)プラス(以下OPEC+)の第37回閣僚会合(以下会合)がオンラインで開催され、2025年1月以降の生産方針について合意した。また、2024年1月から一部のOPEC+参加国が実施している追加の自主減産を2024年9月まで延長しその後段階的に緩和することを発表した。なお、会合は当初6月1日にウィーンで開催される予定だったが、5月24日、6月2日にオンラインで開催することが発表された。また、一部参加国代表はリヤドを訪問し個別の会合を実施した。・・・
リポート
UAE:ムハンマド大統領が韓国と中国を訪問
UAEのムハンマド・ビン・ザーイド大統領は、5月28日から韓国と中国をそれぞれ訪問した。湾岸諸国は経済多角化やエネルギー関係の強化を目的にアジア諸国との関係強化を進めており、東アジアにおける各国の競争も激しさを増している。・・・
リポート
エジプト:補助金改革の新たな動向
補助金対象パンの値上げ 5月27日、マドゥブーリー首相はブハイラ県とアレクサンドリア県における公共事業視察を終えた記者会見の場で、補助金改革を進める意向を明言した。・・・
リポート
スィースィー大統領の訪中:埃中首脳会談と中国アラブ諸国協力フォーラム
スィースィー大統領の中国訪問 5月28日、スィースィー大統領は北京に到着した。31日まで同地に滞在予定である。ファフミー大統領府報道官によると、今回の訪中は習近平中国国家主席からの招待に応じるもので、習氏との首脳会談と「中国アラブ諸国協力フォーラム」への出席が主な目的である。・・・
リポート
イラン:ガーリーバーフ氏が第12期国会議長に就任
5月28日、イランの第12期国会は、第11期国会でも議長を務めたガーリーバーフ氏を、再度、議長に選出した。イランのメフル通信によれば、ガーリーバーフ氏は(全287票中)198票を獲得し、その他の候補を大きく引き離した。保守強硬派に属するゾルヌール議員は60票を、伝統保守派に属するモッタキー議員(元外相)は、5票を獲得するにとどまった。・・・
リポート
ICJのラファ攻撃停止命令と米、イスラエルの孤立
国際司法裁判所(ICJ)は5月24日、イスラエル軍によるラファ攻撃の即時停止を含む暫定措置命令を出した。ICJの命令がガザ戦争の現実を大きく左右することは期待できない。しかし国際刑事裁判所(ICC)でネタニヤフ首相らへの逮捕状が請求されたこと、さらにノルウェーなど3か国がパレスチナ国家承認の意向を表明したことなど、国際社会でのイスラエルと米国の孤立がいっそう顕著になりつつある。・・・
リポート
イラン:第14期大統領選挙の日程が発表
5月21日、イランにおける選挙監督機関である護憲評議会の報道官は記者会見を行い、新たな大統領を選出する第14期大統領選挙の日程を発表した。同報道官によれば、6月28日に予定される選挙で選出される新大統領の任期は4年となる。・・・
リポート
サウジアラビア:日本と首脳テレビ会談やビジネスフォーラムを開催
岸田首相は5月21日夕方、サウジアラビアのムハンマド皇太子とテレビ会談を行った。また、同日には齋藤経済産業相やサウジアラビアの複数の大臣が出席する中、日・サウジ・ビジョン2030ビジネスフォーラムが東京で開催され、両国間の様々な合意なども発表された。既報の通りサウジアラビアのムハンマド皇太子は訪日を急きょ延期したが、多くの成果は現れたと考えられる。・・・
リポート
トルコ:「コバネ裁判」の政治性
クルド系政党の指導者らがクルディスタン労働者党(PKK)と関係をもち、2014年10 月の政府に対する抗議行動を扇動した罪を問われている「コバネ裁判」で、アンカラの刑事裁判所が5月16日、厳しい判決を言い渡した。野党共和人民党(CHP)党首とエルドアン大統領の8年振りの会談によって「デタント」への期待が高まるなかで、クルド問題をとりまく政治環境は厳しい。・・・
リポート
イラン:大統領や外相の乗るヘリコプターが不時着と報道
5月19日(日)の現地時間で夕方16時ごろ、イラン国営通信(IRNA)は、ライースィー大統領が乗るヘリコプターが、イラン北西部の東アゼルバイジャン州で「何らかの事故にあった」と報じた。その後現地時間で20日(月)午前1時を回った時点でも、大統領の安否は不明なままである。IRNAの報道によれば、このヘリコプターには大統領のほか、アミールアブドッラーヒヤーン外相と、東アゼルバイジャン州知事、および東アゼルバイジャン州都タブリーズの金曜礼拝同師が搭乗していた。
リポート
サウジアラビア:ムハンマド皇太子の訪日は延期へ
林官房長官は5月20日午前の定例会見で、20日から予定されていたムハンマド皇太子の訪日は延期せざるを得なくなったとサウジ政府から連絡があったと明らかにした。サルマーン国王の健康状態を受けてのものであり、ムハンマド皇太子の訪日については改めて両国間で調整していくことになるという。・・・