MIDDLE EAST ANALYSIS · PUBLICATIONS

中東分析・刊行物

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中東研ニューズリポート 2026/06/23 特別会員 普通会員 準会員

カタルのガス施設で爆発・火災事故、死者13名

2026年6月21日、ラス・ラファン工業都市のガス関連施設で爆発と火災が発生し、この事故でこれまでに13人が死亡、66名が負傷した。事故が起きたのは、QatarEnergy LNGが運営するバルザン地域ガス供給施設で、2025年12月から保守作業のため完全に停止していたが、事故発生の2日前に稼働を再開していた。火災はすでに鎮火しているという。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/06/20 特別会員 普通会員 準会員

シリア:「移行期正義」の履行への不満から各地で抗議活動。一部で襲撃・殺害事件も

概容 6月中旬、シリア国内各地で、前政権の暴力の責任を追及する「移行期正義」の履行状況への不満から、抗議活動や前政権の暴力への加担が疑われる人々への襲撃事件が発生した。一部地域では抗議が放火などの破壊行為へと転化し、北西部イドリブ県では「シャッビーハ(武装民兵をはじめとする前政権に与した者)」と目される男性が暴行を受け殺害された。シリア移行政府内務省は、前政権の暴力に対する正義の実現と加担者の処罰は国家が行うべきものと私的制裁への警告を発するとともに、これまでの逮捕件数などの実績を公開した。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/06/19 特別会員 普通会員 準会員

リビア:東西3議会の議長が国政選挙のロードマップに合意

リビア東西両議会および首脳評議会(PC)は、2027年2月17日までにリビア全土で国政選挙を実施することで、3議会の議長が合意したと6月18日に発表した。長期にわたって続くリビアの東西分裂を解決する上で大きな前進と評価できる一方、米国主導で行政府の統合を先行して進めようとする動きが並行するなど、国家統合の実現に向けては多くの課題が残る。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/06/16 特別会員 普通会員 準会員

トルコ:カナダと自由貿易協定(FTA)締結に向けた予備協議開始で合意

トルコとカナダは2026年6月8日、自由貿易協定(FTA)締結に向けた予備協議を開始することで合意した。アンカラでトルコのオメル・ボラト貿易相とカナダのマニンダー・シドゥ国際貿易相が会談し、共同声明を発表した。今回の発表はFTA交渉の開始ではなく、その前段階の予備協議にあたるが、近年停滞していた両国関係を経済面から立て直す動きと考えられる。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/06/15 特別会員 普通会員 準会員

イラン:米国とイランが戦争終結覚書に合意

4月8日の停戦開始から数えて約10週間となる6月14日深夜(イラン時間)、米国とイランは戦争終結のための覚書に合意した。ただし、レバノン停戦やホルムズ海峡開放をめぐっては不確実要素が残るほか、覚書の内容について詰めの協議が難航する可能性もある。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/06/10 特別会員 普通会員 準会員

リビア:主要都市ザーウィヤで武力衝突が長期化

リビア西部の主要都市ザーウィヤで5月以降民兵組織間の武力衝突が続いている。6月9日にはザーウィヤ近郊で戦闘が発生し、少なくとも3人以上の死者が出たことが報じられている。リビアのエネルギー経済の要衝であるザーウィヤの情勢は、今後のリビア政治経済の動向にも大きな影響を与える可能性がある。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/06/09 特別会員 普通会員 準会員

イスラエル・イラン:米国の要請を受け相互攻撃を停止

トランプ大統領の強い圧力でイスラエルのネタニヤフ首相は6月8日午後(イスラエル時間)、イランに対する大規模攻撃を中止した。イランもイスラエルへの攻撃停止を発表しており、6月7日に再開したイスラエル・イラン間の相互攻撃はとりあえず収まった(坂梨祥「イラン:『停戦』中の交戦が激化、バーブルマンデブ海峡の封鎖を警告」『中東研ニューズリポート』2026年6月8日配信参照)。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/06/08 特別会員 普通会員 準会員

イラン:「停戦」中の交戦が激化、バーブルマンデブ海峡の封鎖を警告

6月7日、イランはイスラエルによるベイルート攻撃の報復として、イスラエル北部を攻撃した。これに対し、イスラエルは直ちにイラン本土に対する報復攻撃を行った。イラン国営放送は、テヘラン、タブリーズ、およびイスファハンなどイラン各地で爆発音が聞こえたと報じている。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/06/08 特別会員 普通会員 準会員

OPECプラス、7月も増産方針を維持

2026年7月7日、第41回OPEC(石油輸出国機構)プラス(以下OPEC+)閣僚会合および同7カ国(サウジアラビア、ロシア、イラク、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーン)による会合が開催され、閣僚会合では既存の生産方針を維持することを、7カ国による会合では、2026年7月に日量18.8万バレル(b/d)の増産を実施することを決定した。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/06/08 特別会員 普通会員 準会員

エジプト:アブドゥルアーティー外相の日韓歴訪

バドル・アブドゥルアーティー外相は2026年5月31日~6月2日に韓国、6月2日~5日に日本を訪問した。スィースィー政権はアラブ諸国・欧米諸国との伝統的関係を維持しつつ、日本、韓国、中国、インドなどアジア諸国との関係を強化する外交の多角化に積極的である。今般のアブドゥルアーティー外相の歴訪はその外交努力の一環と位置付けられる。また、日韓両国にとって、エジプトは「ガザ戦争」や「イラン戦争」への仲介外交で重要な役割を果たす地域大国であり、中東政策の要となる主要国の1つである。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/06/04 特別会員 普通会員 準会員

イラン:加速する物価上昇

6月1日、イラン統計センター(統計センター)とイラン中央銀行(中銀)から、2026年4月21日~5月21日の消費者物価に関する数字が発表された。統計センターの発表については原資料にあたれず報道ベースでの確認となるが、両統計によれば、当月までの12カ月平均の消費者物価指数の前年度同期比は、それぞれ57.7%と53.9%であった。いずれも、1979年のイスラム革命以降はおろか、1940年代の第二次世界大戦中以来の最大の上昇率である。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/06/03 特別会員 普通会員 準会員

クウェート・バハレーン:イランからの攻撃

クウェートとバハレーンは6月3日にイランからのミサイル・ドローン攻撃にさらされた。特にクウェートでは国際空港が標的となり、現時点で死者1名、負傷者67名という、これまで同国が受けてきた攻撃の中でも最大規模の被害が出た。今回の攻撃の直接のきっかけは同日朝の米国によるイランへの攻撃であったが、クウェートやバハレーンは米・イラン衝突の最前線にいることが再び明らかになった。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/05/29 特別会員 普通会員 準会員

イラン:インターネット接続が約3か月ぶりに復旧

イランと米国による、戦争終結に向けた合意への期待が高まるなか、5月26日、イランで約3カ月ぶりにインターネット接続が全面的に復旧した。これにより、人々の生活に多大な混乱をもたらしたインターネットの遮断は終了したが、情報統制や経済への影響は今後も尾を引くことが予想される。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/05/28 特別会員 普通会員 準会員

イスラエル:レバノンへの軍事攻撃を拡大

イスラエルがレバノンへの軍事攻撃を拡大している。イスラエル軍は5月27日、境界から約40kmにあるザハラニ川以南を「戦闘地域」と宣言し、この地域の住民に同川以北に避難するよう命令した。攻撃は南レバノンだけでなく、ベイルート南郊やベカー高原にも及んでいる。イスラエルは米・イラン交渉でレバノンでの停戦が合意に盛り込まれた場合に備え、その前に有利な状況を作り出そうとしているようだ。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/05/26 特別会員 普通会員 準会員

シリア:北部・北東部で人民議会の追加選挙

昨年行われた人民議会選挙(国会)が延期されていたアレッポ県とハサカ県の一部で5月24日、追加選挙が実施された。クルドが牽引した独自の自治機構を国家機構に統合するプロセスの一環だが、主要な自治勢力は民意が反映されない選挙だと批判してボイコットした。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/05/26 特別会員 普通会員 準会員

サウジアラビア:米国がアブラハム合意への署名を要求

米国のトランプ大統領は5月25日、自身のSNSで、イランとの間の合意に向けて努力してきた見返りとして、中東諸国、特にサウジアラビアとカタルにイスラエルとのアブラハム合意に「即時署名」するよう求め、そうしなければそれは「悪意の表れ」であると圧力をかけた。サウジアラビアなどに対するこの唐突な要求は、イランとの交渉で十分な成果を得られないかもしれない焦りから生まれたものだろう。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/05/22 特別会員 普通会員 準会員

トルコ裁判所、最大野党の党大会を無効と判断、党首は失職へ

共和人民党の第38回党大会は「絶対的無効」 トルコの控訴裁判所は5月21日、野党・共和人民党(CHP)が2023年11月に実施した第38回通常党大会を「無効」と判断した。この党大会で選出されたCHPのオズギュル・オゼル氏を職務停止とし、オゼル氏に敗れたケマル・クルチダルオール前党首の職務続行を認める仮処分を出した(党大会については、柿﨑正樹「トルコ:共和人民党で党首交代、オゼル新体制が発足」中東研ニューズリポート2023年11月20日配信参照)。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/05/21 特別会員 普通会員 準会員

トルコ:エルドアン大統領がトランプ米大統領と電話会談

2026年5月20日、エルドアン大統領は米国のトランプ大統領と電話で会談し、米・イラン停戦、シリア・レバノン情勢、7月にトルコで開催予定のNATO首脳会談などについて協議した。トルコ大統領府広報局の声明によれば、米・イラン戦争についてエルドアン大統領は、「争点は合理的に解決可能である」と指摘した。また、シリアの安定は地域全体の利益になると強調し、レバノン情勢の悪化に懸念を示した。一方、トランプ大統領は会談後、「非常に良い電話会談だった」と述べ、「エルドアン大統領は素晴らしい同盟相手だ」と評価した。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/05/19 特別会員 普通会員 準会員

イスラエル・レバノン:再度の停戦延長合意も攻撃は継続

概要 5月15日、イスラエルとレバノンが停戦合意を45日間延長することに合意したと米国務省が発表した。4月23日の停戦延長合意をさらに延長する形となった(立山良司「レバノンとイスラエル、停戦を3週間延長で合意」『中東研ニューズリポート』2026年4月24日配信参照)。ただし、合意発表後もイスラエルのレバノンへの攻撃は続いており、直近の18日にもレバノン東部や南部への攻撃によって少なくとも7名が死亡している。ヒズブッラー側もイスラエルに対する攻撃を継続しており、18日に3件の攻撃を実施したとの発表を行っている。政府間では今後の協議実施も予定されるなど、一見前向きな動きも見られるが、実態としては攻撃の応酬が続いており、レバノンが戦禍から抜け出す展望は見えていない。・・・

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中東研ニューズリポート 2026/05/18 特別会員 普通会員 準会員

トルコ:エルドアン大統領がカザフスタンを訪問

トルコのエルドアン大統領は5月14日、カザフスタンの首都アスタナを公式訪問し、同国のトカエフ大統領と首脳会談を行った。両首脳はまた、15日にカザフスタン南部で開催されたテュルク諸国機構(OTS)非公式首脳会議に出席した。・・・