リポート
トルコ:TANAPパイプラインが部分開通
アゼルバイジャンの天然ガスをジョージアおよびトルコ経由でヨーロッパへ運ぶアナトリア横断天然ガスパイプライン(TANAP)の一部が開通し、6月12日、トルコ西部のエスキシェヒルで開通式典が開催された。式典にはエルドアン大統領、アゼルバイジャンのアリエフ大統領、ジョージアのマルグヴェ…
アゼルバイジャンの天然ガスをジョージアおよびトルコ経由でヨーロッパへ運ぶアナトリア横断天然ガスパイプライン(TANAP)の一部が開通し、6月12日、トルコ西部のエスキシェヒルで開通式典が開催された。式典にはエルドアン大統領、アゼルバイジャンのアリエフ大統領、ジョージアのマルグヴェ…
トルコの首脳陣がイラク北部にあるPKK本拠地への大規模な軍事攻撃が間近との発言を繰り返している。越境空爆を主とするこれまでの作戦と異なるのは、イラク・クルディスタン地域の山岳地帯に基地をつくり、地上軍の進軍路を切り開いていることだ。 イラク北部への越境作戦 クルディスタン労働者党…
サウジアラビアの聖地マッカで6月10日、同国のサルマーン国王、クウェートのサバーフ首長、UAEのムハンマド副大統領(ドバイ首長)、ヨルダンのアブダッラー2世国王が会談し、経済危機に瀕しているヨルダンに対し25億ドルの支援を決定した。会議のコミュニケによると、支援は①ヨルダン中央銀…
拝啓 平素より弊センターの活動へ格別のご理解とご支援を賜り誠にありがとうございます。 さて、弊センターではこの度、かねてより会員各社からご要望の高かった中東諸国の政府機構および政財界人脈の調査プロジェクトを立ち上げることとなりました。これは、弊センターの前身である中東経済研究所が…
2017年6月5日に発生した、サウジアラビア、UAE、バハレーン、エジプトを中心とする中東・イスラーム諸国による対カタル断交(カタル危機)からちょうど一年が経過した。「カルテット」と呼ばれる上記の4カ国は、カタルがテロを支援したり、域内秩序を乱しているとし、同国に対して圧力をかけ…
サウジアラビアのサルマーン国王は6月2日、省庁再編、人事関係で多数の勅令を発布した。勅令の番号は217/a号から240/aで、新しい政府機関の設置や人事異動が中心になっている。文化、経済面で特に動きが見られ、ムハンマド皇太子が進める改革を後押しする人事となっている。 主なものとし…
6月4日にトルコのチャヴシュオール外相が訪米してポンペオ米国務長官と会談する。両国にはテロ組織との関係を問われてトルコで拘留されている米国人問題からロシアのミサイル防衛システム購入問題まで懸案が山積している。シリア北部のクルド支配地域の調整も喫緊の問題として協議される。 マンビジ…
大統領就任式 6月2日、スィースィー大統領はエジプト憲法144条の規定に従い、代議院(日本の国会に相当)において2期目の就任宣誓を行った。宣誓式には、アリー・アブドゥルアール議長ら代議院議員の他に、イスマーイール首相を筆頭に諸閣僚、アズハル総長アフマド・タイイブ、コプト正教会総主…
2017年6月初頭に始まったカタル危機の開始から1年を迎えるが、2018年5月26日、カタル経済通商省は、1年前、自国に対し断交を通告したいわゆるカルテット(サウジアラビア、UAE、バハレーン、エジプト)産品の禁輸を通告した。カタル政府は、これはカタル消費者の安全性を守り、不適切…
5月29日午後(現地時間)、フランス・パリにて、リビアの諸勢力による国内統一と紛争解決のための会談が行われた。会談では、遅くとも今年の12月10日までに大統領・議会選挙を行うこと、および9月16日までに憲法および選挙実施に必要となる法案を制定することで合意された。 合意の内容 合…
2018年5月25日、オマーンは中国との国交樹立40周年を迎えた。この40年間は、両国にとって、相互依存の深化の歴史であり、中国は近年、投資、原油輸入、財政援助の3点セットでオマーンにおけるプレゼンスを拡大している(中東研究センター『中東動向分析』2017年9月「オマーン:中国と…