中東分析・刊行物
リポート
イラク:新大統領にPUKのニザール・アーメーディ氏を選出
4月11日、イラク議会は新大統領を選出した。昨年末の国会議長選出以来、膠着していたイラクの組閣プロセスが一歩前進となった。憲法上、新大統領は選出後15日以内に首相候補を指名することになっているが、現時点では首相候補は未定である。・・・
リポート
イラン:戦争による経済弱体化:鉄鋼、石油化学関連施設への攻撃の影響
2月末からの米・イスラエルによるイランへの攻撃は、各種の産業施設にも及んだ。3月下旬以降には、複数の製鉄所や石油化学工場、及び、それらに電力、蒸気、工業用水を供給する施設が攻撃を受け、多くが稼働停止に陥った。鉄鋼産業や石油化学産業は、関連産業への波及効果が大きく、外貨獲得の面でも重要な役割を果たしている部門である。・・・
リポート
湾岸諸国:イラン戦争の影響を受けるGCC経済
2月28日に始まったイスラエルと米国のイラン攻撃(以下「イラン戦争」)は、GCC経済に影響を与えている。4月8日、世界銀行は「中東北アフリカ地域の経済見通し」(注)を発表した。同報告から地域経済の現状を概観する。・・・
リポート
湾岸諸国:米・イラン停戦合意後も続く湾岸諸国への攻撃
米国のトランプ大統領は4月8日、イランとの停戦合意を発表した。国際社会がこの動きを歓迎する一方で、イランから湾岸諸国に対する攻撃や、ホルムズ海峡の実質的封鎖は続いている(坂梨祥「米・イラン停戦合意は早々に危機に直面」中東研ニューズリポート2026年4月9日配信参照)。合意をめぐっては様々な疑問が呈されており、停戦の実現には程遠い状況が続く可能性が高い。・・・
リポート
イスラエル:イラン攻撃停止、レバノン継続
米国とイランとの間で4月8日に合意された停戦合意(米国東部時間では4月7日)を受け、イスラエルもイランへの攻撃を停止した。だがレバノンのヒズブッラーに関しイスラエルは、停戦合意の対象ではないとして攻撃を続けており、イランは強く反発している(坂梨祥「米・イラン停戦合意は早々に危機に直面」中東研ニューズリポート2026年4月9日配信参照)。・・・
リポート
米・イラン停戦合意は早々に危機に直面
4月8日に米・イラン間の停戦が発表されて以降も、イラン戦争の当事者間およびその周辺では様々な攻撃が発生し続けている。特に、イラン側が全ての戦線での攻撃停止を停戦の条件と位置付けているのに対し、イスラエルが「米・イラン停戦合意とは無関係」であるとしてレバノンへの攻撃を続けていることが、停戦の発効自体を危ぶませている。・・・