中東分析・刊行物
リポート
イラン:ペゼシュキアーン大統領は1404年度予算法案第一部を議会に提出
2024年10月22日、ペゼシュキアーン大統領はイラン暦1404年度(2025年3月20日~2026年3月20日)予算法案の第一部を議会に提出した。7月に発足したペゼシュキアーン政権が策定した初の予算法案であり、新政権下での財政改革の方向性を知る道標として注目が集まった。実際のところ、目立った改革は見受けられなかったが、予算規模は前年度から大幅に拡大した。・・・
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イラン:イスラエルの報復攻撃への反応
現地時間で10月26日未明のイスラエルによる報復攻撃を受けて、イランではまず防空軍が声明を発表し(立山良司「イスラエル:イランに報復攻撃」中東研ニューズリポート)、次いで国軍が、イスラエルの攻撃によりイラン人兵士2名が死亡したと発表した(イスラエルの攻撃による死者数は、その後4名に増えた)。イラン防空軍の声明によれば、イスラエルは今回首都のテヘランに加え、西部イーラーム州および南西部フーゼスターン州に対し攻撃を行い、死亡した兵士4名のうち少なくとも2名は、フーゼスターン州での任務の最中に死亡したとのことである。・・・
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イスラエル:イランに報復攻撃
100機以上で20カ所以上を攻撃か イスラエル軍は10月26日午前2時半、「イランの軍事目標に対する精密な攻撃を実行中」と発表した。発表によれば、「イラン体制とその代理勢力たちは(昨年)10月7日以来、イラン本土からの直接攻撃を含め、7正面からイスラエルを絶え間なく攻撃」しており、「イスラエルはこれに対抗する権利と義務を有している」とイランへの攻撃を正当化している。イスラエル軍は同日午前6時、攻撃終了を発表した。・・・
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トルコ:アンカラの軍需産業施設で「テロ攻撃」、5人死亡
トルコのイェルリカヤ内相は、10月23日午後3時半過ぎに首都アンカラ郊外の軍需産業施設でテロ攻撃が発生したと発表した。現時点で死者は5人、負傷者は22人でうち2人は重体。実行犯とみられる2人の男女は治安当局により射殺された。内相は、非合法武装組織クルディスタン労働者党(PKK)による犯行の可能性が極めて高いと述べた。事件の数時間後、トルコ軍はシリアおよびイラク北部のPKKの拠点を報復攻撃した。・・・
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イラク:クルディスタン地域議会選挙
イラクの選挙管理委員会は10月21日、前日20日に行われたクルディスタン地域(KR)議会選挙の暫定結果を発表した。暫定結果に基づいてメディアが割り出した獲得議席数によると、最大与党のクルディスタン民主党(KDP)が第1党を維持して得票数を伸ばしたものの議席を減らし、ライバルのクルディスタン愛国同盟(PUK)は2議席増となる見込み。二大政党の優位に対する批判的な勢力では、ゴランが惨敗し、代わって「新世代」が支持を伸ばした。・・・
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トルコ:2016年クーデター未遂「首謀者」ギュレン師が死去
トルコで2016年7月に発生したクーデター未遂事件の「首謀者」とされる在米イスラム指導者フェトフッラー・ギュレン師が10月20日、米ペンシルバニア州の病院で死去した。83歳だった。ギュレン率いる教団の関連団体が21日に明らかにした。死因は発表されていないが、同氏は長く腎不全と糖尿病を患っていた。トルコ外務省もギュレン師の死亡を認めた。・・・
リポート
シリア:レバノン難民とシリア難民の帰国
イスラエルによるレバノンへの空爆が激化した9月下旬から、シリアに逃れるレバノン人やシリア難民の帰国が10月18日までに推計で40万人をこえた。レバノンとの関係が深いクルド勢力もいち早くレバノンから自治勢力地域までの移送を始めた。反体制派地域に戻るシリア人もいて、政治的な建前とは別の「ビジネス」もみえてくる。・・・
リポート
イスラエル:シンワル政治局長殺害を発表
ネタニヤフ首相、戦闘継続を主張 イスラエル軍は10月17日、ハマースのリーダーで、ガザ地区責任者のヤヒヤ・シンワル政治局長を殺害したと発表した。ガザ地区最南端のラファで16日に行われた戦闘で殺害した3人のうちの1人が、DNA鑑定などでシンワル氏と確認できたという。これまでのところハマース側は何も発表していない。・・・
リポート
米財務省がトルコ拠点のハマス資金調達の構成員らに制裁
米財務省外国資産管理局(OFAC)は10月7日、イスラム組織ハマスの国際的な資金調達に関与していたとして構成員4人とハマスが運営しているとみられるガザの銀行を新たな制裁対象に指定した。ハマスのテロ攻撃からちょうど一年を迎えるにあたり、米政府はハマスの収入減を断つための取り組みを強化した。制裁対象となった個人の米国内の資産は凍結され、米国人との取引は禁じられる。・・・
中東研究センター創立50周年記念国際シンポジウム開催のお知らせ
2024年度も国際シンポジウムを開催致します。 https://jime.ieej.or.jp/seminar/symposium.php ◆◆◆特別会員限定セッション◆◆◆ 日時:2024年12月17日(火)15:00-16:30 ◆米中競争下の湾岸諸国のAI・半導体戦略 日本エネルギー経済研究所中東研究センター 主任研究員 近藤 重人 <コメンテーター> 日本エネルギー経済研究所 中東研究センター 研究理事・センター長 坂梨 祥 グローバル問題中東評議会プログラム・ディレクター兼フェロー アーデル・アブドゥル・ガッファール氏 ◆◆◆会員向け公開セッション◆◆◆ 日時:2024年12月18日(水)13:30-17:20 ◆受付:13:00-13:30 ◆開会の辞:13:30-13:35 日本エネルギー経済研究所 理事長 寺澤 達也 ◆ご挨拶:13:35-13:40 日本エネルギー経済研究所 中東研究センター 研究理事兼センター長 坂梨 祥 ◆第一部 米新政権下の大国間関係:13:40-14:40 スタンフォード大学フーバー研究所フォウアードおよびミシェル・アジャミー シニアフェロー H.R.マクマスター氏(元米国家安全保障担当大統領補佐官) <コメンテーター> 日本エネルギー経済研究所 中東研究センター 主任研究員 小林 周 <モデレーター> 日本エネルギー経済研究所 中東研究センター 研究主幹 堀拔 功二 ◆休憩:14:40–14:50 ◆第二部 中東『新秩序』をめぐる攻防:14:50–15:50 グローバル問題中東評議会プログラム・ディレクター兼フェロー アーデル・アブドゥル・ガッファール氏 <コメンテーター> 日本エネルギー経済研究所 中東研究センター 主任研究員 渡邊 駿 <モデレーター> 日本エネルギー経済研究所 中東研究センター 主任研究員 近藤 重人 ◆休憩:15:50–16:00 ◆第三部 中東研究センター50年の歩み―日本・中東関係の変遷と今後の展望-:16:00–17:15 日本エネルギー経済研究所 中東研究センター 研究主幹・副センター長 吉岡 明子 <パネリスト> H.R. マクマスター氏 アーデル・アブドゥル・ガッファール氏 株式会社レノバ 取締役会長 川名 浩一氏 寺澤 達也 <モデレーター> 吉岡 明子 ◆閉会の辞:17:15-17:20 日本エネルギー経済研究所 専務理事 塩沢 孝則 ◆懇親会:17:45-19:15 ●●お申込みはこちらから●● 「特別会員限定セッション(オンライン)」(12/17(火)15:00-16:30)はこちらから 「特別会員限定セッション(対面)」(12/17(火)15:00-16:30)はこちらから 「会員向け公開セッション(対面のみ)」(12/18(水)13:30-17:20)はこちらから 「懇親会」(12/18(水)17:45-19:15)はこちらから ※青色の部分、プログラムを更新いたしました。(2024年12月9日記入)
リポート
トルコ:エルドアン大統領がアルバニアとセルビアを歴訪
トルコのエルドアン大統領は10月10-11日、欧州南東部に位置するバルカン半島のアルバニアとセルビアを歴訪した。エルドアン政権はオスマン帝国の一部であったバルカン諸国との関係強化を重視してきた。トルコはバルカン半島の安定化に努めるとともに、人道支援やインフラ整備、モスク建設などを通じ各国との政治的経済的関係を深めている。・・・