SENIOR RESEARCHER · 主任研究員
渡邊 駿
WATANABE Shun
担当: イスラエル / パレスチナ / ヨルダン / シリア / レバノン
外部リンク
研究者紹介
学部生時代の2011年にアラブ世界で相次いで発生した政変の嵐、通称「アラブの春」をきっかけに、中東政治に関心を持つようになりました。その中で、なぜアラブ君主制諸国は独裁体制を保っているのかという点に興味を持ち、ヨルダンを主要な研究対象事例としながら、大学院にて現代アラブ君主制研究を行いました。2018年に博士号を取得した後は、議会政治、クライエンテリズム、イスラームと君主制、中央地方関係といったトピックから現代ヨルダン政治研究を深めています。
中東研究センターには2021年に入所し、レバント地域諸国(現シリア・パレスチナ/イスラエル・ヨルダン・レバノン)の政治・経済・エネルギー情勢、および中東のジハード主義勢力に関する動向分析を担当しています。研究所外の教育活動として、これまでに立命館大学、同志社大学、愛知県立大学、拓殖大学、敬和学園大学、日本大学、大妻女子大学で中東政治やイスラームに関する講義を担当してきました。
経歴
- 2022 - 日本エネルギー経済研究所中東研究センター 主任研究員(現職)
- 2023 - 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 特任助教
- 2021-2022 日本エネルギー経済研究所中東研究センター 研究員
- 2018-2022 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 特任研究員
- 2018-2020 オックスフォード大学グローバル・地域研究学院 客員研究員(笹川平和財団フェロー)
- 2013-2018 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 博士課程
- 2011-2013 東京大学法学部
主な業績
- 書籍書籍『現代アラブ君主制の支配ネットワークと資源分配―非産油国ヨルダンの模索―』(ナカニシヤ出版, 2022)
- 論文論文「弱体化するヒズブッラーとレバノン国家の行方」(中東動向分析, 2025)
- 論文論文「人工衛星で人間活動を測定する―夜間光画像を利用したラマダーンの分析」(須永恵美子・熊倉和歌子編『イスラーム・デジタル人文学』人文書院, 2024)
- 論文論文「内政---君主主導の改革ビジョンをめぐるヨルダン政治の展開---」(中村覚編『君主制諸国』ミネルヴァ書房, 2023)
- 論文論文「『イスラーム国』ホラーサーン県のプロパガンダ動向」(中東動向分析, 2023)
- 論文論文「現代ヨルダン権威主義体制におけるクライエンテリズムの頑強性―2010年代の選挙制度改革の分析から」(日本比較政治学会年報, 2022)
- 寄稿寄稿「ガザ戦争をめぐるアラブ諸国の思惑」(中東協力センターニュース, 2024)