リポート
サウジアラビア:齋藤経済産業相の訪問
齋藤経済産業相が12月24日から25日にかけてサウジアラビアの首都リヤードを訪問した。当地では第2回日・サウジ・エネルギー協議、第7回日・サウジ・ビジョン閣僚会合、日・サウジ投資フォーラムに参加した。また、サウジアラビアのホレイフ産業鉱物資源相と鉱業・鉱物資源分野における協力覚書に署名した。日・サウジ・ビジョン閣僚会合には深澤外務大臣政務官も参加した。・・・
齋藤経済産業相が12月24日から25日にかけてサウジアラビアの首都リヤードを訪問した。当地では第2回日・サウジ・エネルギー協議、第7回日・サウジ・ビジョン閣僚会合、日・サウジ投資フォーラムに参加した。また、サウジアラビアのホレイフ産業鉱物資源相と鉱業・鉱物資源分野における協力覚書に署名した。日・サウジ・ビジョン閣僚会合には深澤外務大臣政務官も参加した。・・・
2023年12月21日、アンゴラがOPEC(石油輸出国機構))からの脱退を表明した。詳細な理由は明らかにされていないが、アンゴラのアゼベド石油相は、石油輸出国機構にとどまることは自国の利益にならないと述べている。・・・
トルコは今年建国100周年を迎えた。この節目の年の5月には大統領選挙と議会選挙が行われ、現職のエルドアン大統領の続投が決まった。任期は2028年5月までの5年間。首相時代を含めるとエルドアン政権は通算で25年続くこととなった。本レポートでは今年のトルコ内政、外交、経済を振り返り、2024年の展望を考察する。・・・
依然として南北で戦闘 イスラエルがガザ地区への軍事攻撃を開始してから、2か月半が経過した。ガザの保健省の発表によると12月19日現在、死者は19,667人と2万人に迫っている。うち70%が女性と子供と推定されている。イスラエル兵士の死者も増え続けており、10月27日に地上戦を開始して以来、134人が犠牲となった。・・・
選挙結果発表 12月18日、国家選挙庁(NEA)は大統領選挙の結果を発表した。得票数順に、現職のスィースィー大統領が39,702,451票(89.6%)、ハーズィム・ウマル(人民共和党)が1,986,352票(4.5%)、ファリード・ザフラーン(エジプト社会民主党)が1,776,952票(4.0%)、アブドゥッサナド・ヤマーマ(ワフド党)が822,606票(1.9%)という結果であった。投票前の予想通り、開票結果はスィースィー大統領の圧勝となった。同氏が有効票の過半数を獲得したため、決選投票を経ることなく三選が確定した。これにより、第3次スィースィー政権が2030年まで継続することとなる。・・・
イラクでは12月18日に、クルディスタン地域を除く15県で一斉に県議会選挙が行 われた。1か月ほどの選挙キャンペーンが実施され、投票日当日には朝からスーダーニ首相を始め各党の党首が投票所に向かう姿が報じられた。 南部のクーファやナジャフで複数の投票所が手製の音響爆弾などで攻撃された事例があったが、負傷者はなく、その他大きな事件はなく投票は無事に終了した。・・・
イスラエルとハマースによる戦闘が続く中、イエメンのフーシー派が紅海周辺での攻撃を激化させている。10月後半にはイスラエル南部などを含む計3回のミサイル・ドローン攻撃を実施、11月19日には自動車運搬船「ギャラクシー・リーダー」を拿捕した。12月12日にはノルウェー国旗を掲揚したタンカーStrindaが、18日には化学・石油タンカーやコンテナ船が攻撃を受けた。・・・
自治勢力の一般評議会が12月12日、憲法に相当する新たな「社会契約」案を採択し、即日発効された。従来の「社会契約」に記された分権と平等の理念に基づき、分権システムを再編・強化する。「民主的なシリア共和国」への統合を想定した条項やトルコによる占領地に関する条項も盛り込まれた。・・・
クウェート首長府は12月16日、ナウワーフ首長が崩御したと発表した。享年86。11月29日に緊急の健康上の問題のため入院が伝えられていた。崩御を受け、クウェートは40日間の喪に服し、火曜夜までの3日間、政府機関は閉鎖となると発表した。・・・
12月12日、イランの国会は、ライースィー大統領が12月5日に国会に提出した来年度(イラン暦1403年度/西暦2024年3月21日~2025年3月19日)予算法案の総則を、反対127、賛成91票で否決した。ガーリーバーフ国会議長は政府に対し、今後1週間で予算法案の見直しを実施するよう求めた。・・・
エジプト国内における投票開始 12月10日、エジプト国内において大統領選挙の投票が始まった。有権者数は約6,700万人で、全土に設けられた計9,376ヶ所の投票所において午前9時~午後9時までが可能である。投票期間は12日までの3日間が予定されている。選挙管理を担当する国家選挙庁(NEA)発表によれば、投票初日は大きな混乱もなく、順調に投票が進んだ。また、エジプト戦略研究センターによると、(詳細な数値は明らかにされていないが)高い投票率が期待されるようである。・・・
第44回湾岸協力会議(GCC)首脳会議が12月5日、カタルの首都ドーハにあるシェラトン・ドーハホテルで開催された。開催国であるカタルが議長国になり、ガザ・イスラエル紛争を中心に議論が行われた。同日に最終声明が発出され、パレスチナへの連帯を確認するとともに、イスラエルへの非難が盛り込まれた。ハマースとイスラエルの停戦期間が終わってガザ攻撃が再開されるなかで、GCC諸国の対応に注目が集まっている。・・・
11月21、22日に続いて12月3日にも、米軍がイラク国内でシーア派民兵への報復攻撃を実施した。米軍がイラクで民兵への直接的な軍事攻撃に踏み切ったのは2年半ぶりのことである。ガザの停戦が崩壊したことでイラクでも一時おさまっていた民兵の活動が再開しており、依然として事態は流動的だが、今のところイラクで全面的な紛争へ拡大する気配は見られていない。・・・
死者は1万5500人以上、避難民は180万人に イスラエルとハマースとの戦闘は12月3日で、開始以来58日目となった。7日間の戦闘休止が延長されなかった12月1日から、イスラエル軍はガザ地区全域への激しい空爆を再開した。さらに3日には、ガザ南部の主要都市ハーンユーニスなどで地上戦を開始していると発表した。ハマースなどもイスラエルに向けロケットを発射しており、依然として抵抗を続けている。・・・
スィースィー大統領のUAE訪問 11月30日、スィースィー大統領はUAEに向けて出発した。この訪問の最大の目的は、11月30日~12月12日にドバイで開催される第28回気候変動枠組条約締約国会議(COP28)への出席である。エジプト政府は昨年シャルム・シェイフで開催されたCOP27の議長国であり、COP28開催準備に当たっても議事引継ぎ等を含めてこれまでUAE側と協力を進めてきた。また、スィースィー大統領のリーダーシップの下、エジプトは気候変動対策の一環としてグリーン・エネルギーや再生可能エネルギーの導入に注力している。・・・
イランのライースィー大統領は、2023年11月21日に、歳入の内訳を含む1403年(2024年3月21日~2025年3月19日)度予算法案の第一部を公開した。通例では予算法案の審議は、12月から1月にかけて包括的な予算法案が大統領より国会に提出され、3月の新年度開始に向けて審議が実施される。しかし、来年度予算法案については、二部構成であることや議会へ提出される前に公開されたことなど、例年と異なる手順が踏まれている。この要因として、2022年から2026年が対象とされていた第7次五か年計画の国会審議が難航しており、2023年12月時点においても策定できていないことが挙げられる。(注1)・・・
2023年11月30日、OPEC(石油輸出国機構)プラス(以下OPEC+)の第36回閣僚級会合(以下会合)がオンラインで開催され、2024年1月以降の生産方針について、これまでの合意を維持することを確認した。またこれに加え、一部の産油国が2024年3月末まで追加の自主減産を実施することを発表した。・・・
トルコのギュレル国防相は11月17日、欧州製戦闘機ユーロファイターの調達をめぐり関係諸国との協議を進めていることを議会で明らかにした。トルコはこれまで米国にF16戦闘機の売却を求めてきたが、米議会の根強い反対があり実現のめどは立っていない。そのため、空軍の近代化を急ぎたいトルコはF16に代わりユーロファイターの購入を目指す。F16の購入はあきらめておらず、米国に揺さぶりをかける目的もあるとみられる。ただしユーロファイターの共同開発国の一つであるドイツが売却に賛成しておらず、見通しは不透明である。・・・
解放された人質は合計で81人に イスラエルとハマースは11月27日、2日間の戦闘休止とさらなる人質の解放に合意した。合意延長に基づき28日、人質となっていたイスラエル人10人とタイ人1人が解放された。29日にも次の人質解放が見込まれている。・・・
イスラエルとハマースは人質解放と戦闘の一時停止をめぐる合意に基づき、現地時間11月24日午前7時から合意の履行を開始した。ハマース側からは、これまでに合計40名のイスラエル人が解放され、イスラエル側からも117名のパレスチナ人受刑者が解放されている。またガザ地区への燃料や人道支援物資の搬入も始まった。現在のところ戦闘中止の状態は維持されているようであるが、双方とも相手に対する不信感を抱えるなかで、明日28日には4日間の戦闘中止の期限を迎える。・・・