リポート
リビア:ベンガジ守備旅団(BDB)によるシドラ及びラスラヌフ両石油輸出基地の占拠
3月3日早朝、ベンガジ守備旅団(BDB)主導の約1000人の民兵は、200台程の自動車に分乗してリビア西部のシドラ及びラスラヌフ両石油輸出基地に向い、警備に当たっていたリビア国民軍(LNA)を排除し、両基地を占拠した。リビア国民軍は、昨年9月に連邦主義者ジャジラン(ジャドラーン)…
3月3日早朝、ベンガジ守備旅団(BDB)主導の約1000人の民兵は、200台程の自動車に分乗してリビア西部のシドラ及びラスラヌフ両石油輸出基地に向い、警備に当たっていたリビア国民軍(LNA)を排除し、両基地を占拠した。リビア国民軍は、昨年9月に連邦主義者ジャジラン(ジャドラーン)…
オマーンのカーブース国王は3月2日、国王令2017年第10号を公布した。これにより、アスアド・ビン・ターリク・アール・サイード国王個人代理(62)を国際関係・協力担当副首相(Deputy Prime Minister for International Relations and…
サウジアラビアのジュベイル外相は2月25日、イラクを訪問し、アバーディ首相やジャァファリ外相と会談した。ジュベイル外相は「二つの兄弟国間に優れた関係を構築することがサウジアラビアの希望である」、「過激主義とテロとの戦い、二国間の投資・貿易機会などの点で(両国は)利益を共有している…
Saudi AramcoとマレーシアのPetronasは2月27日、石油部門での協力を推し進めるべく協定に調印した。Petronasが南ジョホールで進めている石油精製・石油化学事業にAramcoは70億ドルを投資して参加する。サウジアラビアのサルマーン国王とマレーシアのナジブ・ラ…
「盲目のシャイフ」の死去 2月18日、米国ノースカロライナ州内の連邦政府矯正複合施設に収監中であったウマル・アブドゥッラフマーンが78歳で死去した。米当局によると死因は老衰(自然死)とのこと。 アブドゥッラフマーンは、1993年のニューヨーク世界貿易センタービル爆発事件(死者6名…
内閣改造 2月16日、エジプトのシャリーフ・イスマイール内閣の改造が行われ、新たに任命された9閣僚がアブデルファッターフ・スィースィー大統領の前で就任宣誓を行った。 今回の内閣改造では、主に経済と公共サービスを担当する閣僚人事が行われた。また内閣改造に合わせて、国際協力省と投資省…
イランのハサン・ロウハーニ大統領は2月15日、オマーンとクウェートを公式訪問した。ロウハーニ大統領にとっては、2014年3月のオマーン訪問以来のGCC諸国訪問となった。GCC諸国とイランは、2016年の在テヘラン・サウジアラビア大使館襲撃事件を機に関係が悪化しており、またイエメン…
パレスチナ和平、イランの核問題などを協議 米国のトランプ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相は2月15日、ホワイトハウスで初めての首脳会談を行った。会談後の共同記者会見での両首脳の発言の主要点は以下の3点だった。 ①パレスチナ問題解決の取り組みでは、二国家解決案か一国家解決案かとい…
英国を拠点とするNGO「シリア人権監視団」によると、トルコ軍とトルコが支援するシリア反体制派勢力は2月10日、過激派組織「イスラム国(IS)」の拠点のひとつアルバーブ(al-Bab)に北西方面から侵攻した。トルコ軍は昨年12月上旬にからアルバーブのISからの解放を目指しISと激し…
「イスラム国」の最重要拠点となっているラッカ奪還作戦が3カ月目に入った。1月末には有志国軍がパートナーとするクルド主軸のシリア民主軍に初めて米軍から装甲車が供与され、ラッカ包囲網を形成しつつある。 「ユーフラテスの怒り」作戦 ラッカ奪還のための「ユーフラテスの怒り」作戦は昨年11…
1月22日から30日にかけてエチオピアの首都アジスアベバで行われたアフリカ連合(AU)第28回首脳会議で、33年ぶりにモロッコの再加盟が承認された。モロッコは昨年7月の首脳会議でアフリカ連合へ復帰する意思を発表しており、同年9月には正式に加盟申請を行っていた。今回の首脳会議の最後…
入植地の土地をイスラエル政府に移管 イスラエル国会は2月6日、ヨルダン川西岸におけるユダヤ人入植活動をさらに活発化させる法律を成立させた。「正常化法」と呼ばれる新法は、入植地が建設されている土地のパレスチナ人個人の所有権をイスラエル政府に移管し、入植地の存在をイスラエル法の下で「…
地中海中央部のマルタの首都バレッタに集まった欧州連合(EU)28カ国の首脳は、2月3日の午前中の会合においてリビアからイタリアに向かう不法移民の抑制策を盛り込んだマルタ宣言を採択した。その後、昼食会において、内外で摩擦を起こしている米国のトランプ政権との関係のあり方などについて意…
1月27日にトランプ米大統領がイラクを含む中東・アフリカ7ヵ国の国民の米国入国を一時的に禁ずる大統領令に署名してから1週間が経った。内容の事前周知がなく即時適応されたことで、空港などで混乱が広がっていることはすでに広く報じられている。家族との再会や米国永住者の今後の生活などに多大…
クウェートのサバーフ・ハーリド外相は1月25日、イランを訪問し、ロウハーニー大統領と会談した。そこでサバーフ外相は、「地域の国々の異なった見方と意見の相違を終わらせ、率直な対話による穏やかな空気を醸成しなければならない」と語った。これに対し、ロウハーニー大統領は、地域における関係…
イラク議会は1月30日、内務相と国防相を選出した。両名は宣誓を行って閣僚として就任した。イラクでは2016年7月から内相不在、8月から国防相不在という状況が続いてきたが、約半年を経てようやく治安関係閣僚が決まった。アバーディ首相は昨年春から汚職対策としてテクノクラート内閣の組閣を…
<娘婿クシュナー家が寄付している入植地でも> トランプ米大統領就任2日後の1月22日、エルサレムの地域計画・建設委員会は東エルサレムにある3か所の入植地で、566戸の住宅を建設する計画を承認した。さらに同24日には、ネタニヤフ首相と占領地行政を担当しているリーベルマン国防相が、西…
シリア北部の国境の町で、トルコが訓練した警察部隊が活動を始めた。トルコ陸空軍が支援する軍事作戦に続く措置として、「イスラム国」から解放された地域で継続的な影響力を固めるための地ならしといえそうだ。 ジャラーブルスの警察部隊 シリア北部の国境の町ジャラーブルスで1月24日、トルコが…
トルコ国会(定数550)は1月21日、現行の議院内閣制を廃止し実権型大統領制を導入する憲法改正案(全18条)を賛成多数で承認した。改憲に必要となる国民投票は4月中の実施が見込まれている。改憲が実現されればトルコではオスマン時代末から受け継がれてきた国会を中心とする政治制度が大きく…
1月11日、エアバス社はそのウェブサイト上において、2016年12月にイランへの輸出契約が締結されたエアバス「A321」の第1機目が、無事イランに引き渡された、と発表した。エアバス本社のあるフランス南部トゥールーズで実施された引き渡し式典には、イラン航空のパルヴァレシュ総裁も出席…