リポート
トルコがシリア北東部で安全地帯の設置に前向き
トルコのエルドアン大統領は1月15日、首都アンカラで演説し、14日のトランプ米大統領との電話会談で協議されたシリア北東部の安全地帯構想について前向きな姿勢を示し、トルコが中心となって設置すると述べた。 トランプ大統領と電話会談 エルドアン大統領とトランプ大統領は1月14日、シリア…
トルコのエルドアン大統領は1月15日、首都アンカラで演説し、14日のトランプ米大統領との電話会談で協議されたシリア北東部の安全地帯構想について前向きな姿勢を示し、トルコが中心となって設置すると述べた。 トランプ大統領と電話会談 エルドアン大統領とトランプ大統領は1月14日、シリア…
事件の概要 1月7日、ターレク・モッラー石油相は、オクタン価95ガソリンの小売価格について、今年4月からブレント原油価格に連動させる変動価格制へ移行すると発表した。これまでは補助金制度下で固定価格での販売が行われてきたが、これによって国際市場価格に応じた柔軟な販売価格の設定が可能…
トルコでは3月31日、自治体の首長などを選ぶ統一地方選挙が実施される。投票日まで3カ月を切り、候補者擁立にむけた政党間の動きが本格化している。与党・公正発展党(AKP)と野党・民族主義者行動党(MHP)は、昨年6月の大統領・国会同時選挙に引き続き選挙協力を行なうことで合意し、最大…
事件の概要 12月28日、ギザ市内で爆弾テロ事件が起こり、ヴェトナム人観光客3名とエジプト人観光ガイド1名が死亡した。また11名が負傷し、その内2名は重体である。負傷者はいずれも病院で治療中と報じられている。 事件現場はギザの三大ピラミッドから北に3~4km離れたハラム地区のマリ…
サウジアラビアのサルマーン国王は12月27日、同国王を首班とする内閣を再組閣した。また、同国王は、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子を議長とする政治安全保障問題会議を再設置、さらにイブラーヒーム・アッサーフを外相に、アーデル・ジュベイル外相を外務担当国務相に、アブダッラー・ビン・…
米軍のシリア撤退発表を受け、同国に関係する勢力は既に様々な動きを見せ始めている。その中でも、イスラエル・イラン関係及びシリア北部に関しては、年末から新年にかけて動きを見せる可能性が高く、注意が必要だ。 イスラエル・イラン関係 イスラエルは米軍撤退後、シリアにおけるパワー・バランス…
2019年度予算 12月18日、サウジアラビア財務省は過去最大規模の2019年度予算を発表した(財政年度は1月~12月)。歳出は1兆1,060億サウジ・リヤル(約2,950億ドル)、歳入は9,750億サウジ・リヤル(約2,600億ドル)であり、財政収支は1,310億サウジ・リヤル…
トランプ米大統領は12月26日夜、駐留米軍兵士を激励するためイラクを訪れた。トランプ大統領のイラク訪問は初めてであり、同大統領にとってはイラクのような紛争地への訪問自体が初である。周囲の反対を押し切ってシリアからの撤退を表明した直後だけに、現場の兵士の士気を高めることが目的とみら…
12月25日、イランのロウハーニ大統領は、1398年度(西暦2019年3月21日~2020年3月19日。以下、2019年と表記)予算法案を国会に提出した。予算の提出にあたりロウハーニ大統領は、「米国の制裁の目的はイランという力強い国を屈服させることである。その目論見は失敗に終わる…
12月24日、以前から療養中であったセイエド・マフムード・ハーシェミ・シャーフルーディ体制利益判別評議会議長が死去した(享年70歳)。イラクのナジャフ出身のイスラーム法学者であるシャーフルーディ師は、イランの司法長官を10年間にわたって務めた経験があるだけでなく、専門家会議や憲法…
トルコ軍による大規模攻撃の脅威とトランプ米大統領の米軍撤退発表を受けて、シリア・クルドがアサド政権およびロシアとの交渉に動き出している模様だ。クルドとアサド政権との交渉は今年の夏に物別れに終わっているが、クルドには大幅な譲歩をしてでも窮状を乗り切る必要に迫られている。 モスクワで…
徴兵法改正案が引き金 イスラエルの連立政権に参加している与党各党は12月24日、総選挙を来年4月9日に実施することを決めた。国会は26日に解散となる予定。任期満了の場合の選挙は来年11月に予定されていたが、7か月の前倒し選挙となる。 ネタニヤフ首相が率いる連立政権は右派や宗教政党…
2017年1月の大統領就任以来、これまでもっぱら中東情勢の流動化をもたらしてきたトランプ米政権の対中東戦略が再び動き出した。一足先にツィッターを通じて12月19日に発表されたのが、「イスラーム国」に対する勝利宣言である。これを以って大統領は、シリア北東部を中心に展開してきた米軍特…
財務省は12月18日、2019年度予算を発表した。サルマーン国王は、「予算はサウジの歴史上最大で、経済成長を支え、財務の安定性を達成する」とした。さらに、「我々は決意をもって、経済改革を推進し、財政の規律を達成し、透明性を改善し、民間部門に活力を与える」と述べた。 2019年度予…
射殺事件の概要 エジプト国内で、上エジプト地域(ナイル川上中流域)のミンヤー県内で起こったコプト正教徒(キリスト教単性論派の一派)射殺事件への注目が集まっている。12月12日に発生したこの事件の容疑者は、コプト正教徒への襲撃を繰り返している「イスラーム国」などム過激派の戦闘員では…
カタル政府は12月13日、タミーム首長の承認を得て、2019年の予算を発表した。歳入は2110億カタル・リヤル(QR、580億ドル、前年度比21%増)、歳出はQR2067億(568億ドル、前年度比2%増)で、財政収支は+QR43億(12億ドル)と、3年ぶりにプラスとなった。歳入の…
トルコのエルドアン大統領がシリア北部のクルド支配地域への軍事作戦を数日内に始めると発表したことに対し、米国は強い懸念を表明した。国境の緊張が高まることで「イスラム国」との戦いに再び影響が出ることにもなりかねない。 米・トルコの埋まらない溝 12月12日、トルコのエルドアン大統領が…
トルコのエルドアン大統領は12月13日、トルコ政府の第2次100日アクションプランを発表した。このプランは、エルドアン新政権が今年8月3日に発表した第1次100日アクションプランを引き継ぐもので、政権の経済、貿易、インフラ整備、対外関係などの政策目標をまとめたものである。 エルド…
ロイター通信などによると、12月8日、民兵組織「石油施設警備隊(PFG)」や地元の部族勢力が、リビア南西部にあるシャラーラ油田を制圧した。その上で、政府がリビア南部の経済開発に取り組まない限り、同油田を解放することはないと主張した。 これを受けて12月10日、リビアのNOCはシャ…
サウジアラビアの首都リヤードで12月9日、第39回GCCサミットが開催された。同国のサルマーン国王、クウェートのサバーフ首長、バハレーンのハマド国王のほか、UAEのムハンマド副大統領(ドバイ首長)、オマーンのファハド副首相が参加した。注目されたカタルからはタミーム首長が欠席、格下…