リポート
エジプト:スィースィー大統領のカタル訪問
スィースィー大統領のカタル公式訪問 9月13~14日、スィースィー大統領はカタルを訪問した。スィースィー大統領のカタルへの公式訪問は就任以来初めてである。今般の訪問はタミーム・カタル首長の招待によるものであった。・・・
スィースィー大統領のカタル公式訪問 9月13~14日、スィースィー大統領はカタルを訪問した。スィースィー大統領のカタルへの公式訪問は就任以来初めてである。今般の訪問はタミーム・カタル首長の招待によるものであった。・・・
エルドアン大統領は9月9日、バイデン政権がトルコにF16戦闘機を約束通り売却しない場合、ロシアなど他の国の支援を仰ぐ可能性があると述べた。バイデン大統領は6月下旬、北欧2国のNATO加盟にトルコが反対姿勢を続ける中、トルコへのF16売却案を支援する意向を明らかにし、翌29日にエルドアン大統領が加盟容認に転じていた。・・・
2022年9月5日、石油輸出国機構(OPEC)と非OPECの第32回閣僚級会合(OPECプラス、以下OPEC+)がオンライン形式で開催され、10月に日量10万バレル(b/d)の減産を行うことが決定された。・・・
イラクの混乱がますます悪化している。8月29日、ムクタダ・サドル師が政界引退を発表し、その支持者が再びバグダード中心部のグリーン・ゾーンに押しかけた。大統領宮殿などに入りこみ、治安部隊との衝突によって死者は少なくとも20名以上、約350名が負傷した模様である。・・・
バシャガ首相が率いる国民安定政府は本年3月にサーレハ議長が率いる代表議会の承認を得て発足しており、バシャガ首相は5月に首都トリポリに入り、国民統一政府のダバイバ首相に権限の移譲を迫ろうとした。しかし、ダバイバ首相支持派の武装勢力によって市外に追放されたため、トリポリとリビア東部の中心都市ベンガジを結ぶ湾岸道路沿いに位置するシルトに仮の拠点を構えていたが、8月26日夜から27日に掛けて再度、トリポリに向かった。・・・
米議会承認も条件 イスラエルのハアレツ紙は8月28日、ヨーロッパ連合(EU)が7月に提案したイラン核合案に関し、合意復帰までは4段階、全体で165日間のプロセスが了解事項として盛り込まれていると報じた。情報源は示されておらず、報道されているイランの新たな要求(IAEAが求めている不明な核物質に関する十分な説明要求の取り下げなど)に関しても触れていない。4段階のプロセスは以下の通りある。・・・
分裂していたイランの有力なクルド政党が16年ぶりの再統一を発表した。拠点を置くイラク・クルディスタン地域の環境変化や国内基盤を失いつつある危機感が団結と戦略の立て直しの流れをつくりつつある。・・・
サウジアラビアのアブドゥルアジーズ・エネルギー相は、8月23日未明(日本時間、以下同様)に配信されたBloombergの記事で書面インタビューに答え、その内容がサウジ・エネルギー省のホームページ上でも英語・アラビア語で公開された。「OPECプラスはいつでも様々な形で、減産を含む市場の課題に対処する手段を持っている」と題された同インタビューの中で、同相は減産の可能性をにおわせた。・・・
トルコがイスラエルとの国交関係を正常化させる。トルコのチャブシュオール外相は8月17日、およそ4年ぶりに両国がお互いの大使を任命すると発表した。イスラエル首相府もトルコとの関係を回復させると発表している。トルコとイスラエルはパレスチナ問題をめぐり2018年にお互いの大使を召還し外交関係を格下していたが、2020年からは関係改善に向けた協議を続けていた。・・・
UAE外務・国際協力省は8月21日、7月26日に行われた両国外相会談にもとづき、近日中にサイフ・ムハンマド・ザアービー駐イラン大使の任務を再開させることを発表した。UAEは2016年1月の在イラン・サウジ外交施設襲撃事件を受けてイランとの外交関係を格下げしており、駐イラン大使を本国に呼び戻していた。6年ぶりの大使派遣により、UAE・イランの外交関係は修復されることになり、地域情勢のさらなる安定化にも期待が高まる。・・・
シリア北部でトルコ軍と親トルコ勢力が自治勢力やアサド政権軍への攻撃をエスカレートさせている。ロシアが仲介するトルコ・シリアの関係修復の動きも表面化しており、軍事攻撃と政治交渉が表裏一体の様相を呈している。・・・
アーミル中銀総裁の辞任 8月17日、スィースィー大統領はターレク・アーミル埃中央銀行総裁の辞表を受理した。アーミル総裁は2015年11月にヒシャーム・ラーミズ前総裁の辞任を受けて新総裁に就任した。就任以前から金融専門家として活躍しており、2003~2008年に中銀副総裁、2008~2013年にエジプト国民銀行頭取などの要職を歴任した。2019年11月に彼の任期更新が代議院で承認されており、現在は2期目の途中であった。アーミル総裁は2023年までの任期を全うするとみられていたため、エジプト国内では驚きをもって受け止められている。・・・
8月15日(イラン時間)深夜、イランはEUが提示した核合意(JCPOA)をめぐる最終案に関する見解を相手方に伝達した。その後17日、シャムハーニー国家安全保障最高評議会(SNSC)事務局長、アブドッラーヒヤーン外相、エスラーミー原子力エネルギー庁長官、およびバーゲリー・キャニー核交渉担当官は国会に赴き、JCPOA再建交渉をめぐる最新の状況に関する報告を行った。これを受け、8月18日には「合意の詳細」とされるものがメディアに流出し、特にイラン側のメディアで盛んに取り上げられている。欧米側の反応を見る限り、リークされた文書は最終合意というよりも、現時点でのイラン側の要望である可能性が高い。しかし、その一部は最終文書にも何らかの形で反映される可能性があり、交渉の一端をうかがい知る手がかりとはなっている。・・・
<マドゥブーリー内閣の改造> 8月13日、代議院が緊急時案審議のために特別招集され、ムスタファー・マドゥブーリー内閣(2018年成立)の改造人事が承認された。同内閣の改造は2019年12月以来で、計13ポストの閣僚交代人事があった。・・・
トルコは8月9日、東地中海のキプロス島北西岸沖の海域に掘削船を派遣した。東地中海では海底資源開発競争や領有権問題をめぐり欧州連合(EU)加盟国のギリシャやキプロスなどとの間で対立が続いているが、トルコは2020年秋を最後に探査・掘削活動を中断していた。しかしここにきてトルコがおよそ2年ぶりに掘削船の派遣を決めたことで、周辺諸国との緊張が再び高まる可能性が出ている。・・・
同胞団の内部対立が噴出 ムスリム同胞団はエジプト最大のイスラーム主義運動であり、長年にわたって同国政治の主要アクターの1つであった。しかし、2013年のクーデタ(エジプトでは「6月30日革命」と呼ばれる)以降、政府の苛烈な弾圧によって壊滅状態にあり、同国内での活動は著しく低迷している。・・・
イスラエルとガザ地区の間で8月5日から続いていた軍事衝突は、7日午後11時半(日本時間8日午前5時半)に停戦が発効し一応収束した。3日間の軍事衝突はイスラエル軍とパレスチナ・イスラーム聖戦(PIJ)との対立で、これだけの規模は2021年5月以来だった。通常はパレスチナ側の主体となるハマースは今回、軍事行動に参加しなかった。・・・
2022年8月3日、石油輸出国機構(OPEC)と非OPECの第31回閣僚級会合(OPECプラス、以下OPEC+)がオンライン形式で開催され、9月に日量10万バレル(b/d)の増産を行うことが決定された。・・・
クウェートでは8月1日にアフマド新内閣が組閣され、そのもとで8月2日、国民議会が解散された。憲法第107条に基づき、2ヶ月以内に国民議会総選挙が実施される見込みである。・・・
トルコ国防省は8月2日、「ウクライナ産穀物を積んだ貨物船『ラゾニ号』がボ スポラス海峡の黒海入り口に到着し、指定の場所に錨をおろした」と発表した。貨物船はこれからウクライナ、ロシア、トルコ、国連がイスタンブールに開所した「共同調整センター」の検査を受け、最終目的地の中東レバノンに向かう。ロシアとウクライナは7月22日に穀物輸出再開で合意していたが、今回の船はその第一弾となる。・・・