MIDDLE EAST ANALYSIS · PUBLICATIONS

中東研ニューズリポート

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中東研ニューズリポート 2024/05/20 特別会員 普通会員 準会員

イラン:大統領や外相の乗るヘリコプターが不時着と報道

5月19日(日)の現地時間で夕方16時ごろ、イラン国営通信(IRNA)は、ライースィー大統領が乗るヘリコプターが、イラン北西部の東アゼルバイジャン州で「何らかの事故にあった」と報じた。その後現地時間で20日(月)午前1時を回った時点でも、大統領の安否は不明なままである。IRNAの報道によれば、このヘリコプターには大統領のほか、アミールアブドッラーヒヤーン外相と、東アゼルバイジャン州知事、および東アゼルバイジャン州都タブリーズの金曜礼拝同師が搭乗していた。

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中東研ニューズリポート 2024/05/20 特別会員 普通会員 準会員

サウジアラビア:ムハンマド皇太子の訪日は延期へ

林官房長官は5月20日午前の定例会見で、20日から予定されていたムハンマド皇太子の訪日は延期せざるを得なくなったとサウジ政府から連絡があったと明らかにした。サルマーン国王の健康状態を受けてのものであり、ムハンマド皇太子の訪日については改めて両国間で調整していくことになるという。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/05/17 特別会員 普通会員 準会員

アラブ連盟:第33回首脳会議でパレスチナ問題への団結を確認

アラブ連盟は5月16日に第33回首脳会議をバハレーンで開催し、ガザ情勢を中心に議論を行った。22の加盟国・地域から首脳・外相級が出席し、最終宣言として「マナーマ宣言」を発出するとともに、ガザ侵略への非難声明も発表した。現在、イスラエルがガザ南部のラファフに地上軍を展開し、民間人の犠牲が拡大するなかで、アラブ諸国は一致してこの状況に歯止めをかけられるかどうかが問われている。

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中東研ニューズリポート 2024/05/14 特別会員 普通会員 準会員

サウジアラビア:ムハンマド皇太子の5年ぶりの訪日(事前の考察)

林官房長官は5月10日、サウジアラビアのムハンマド皇太子が5月20日から23日まで公賓として日本を訪問すると発表した。滞在中は天皇陛下が催す宮中午餐や岸田首相が催す夕食会にも参加する予定という。少なくとも現時点では情報が限られており、訪問が決まった経緯も明らかではないが、本レポートではこれまでの首脳往来の経緯、現在の両国の状況、そしてそれを踏まえた両国の訪問に関する思惑などを中心に考察したい。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/05/14 特別会員 普通会員 準会員

イラン:Iran Oil Show 2024が開催

5月8日から11日まで、第28回イラン国際石油・ガス・精製・石油化学展示会(通称Iran Oil Show 2024)がイランの首都テヘランで開催された。展示会にはイランの現地企業1,500社、海外からは12カ国から250社が参加したと報じられている。今年の展示会の表題は「石油産業、生産の飛躍と技術の最適化」であり、国内で増加するエネルギー需要に対して供給量が追い付いていないことに対する課題意識が伺える。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/05/13 特別会員 普通会員 準会員

クウェート:議会解散、憲法の一部停止を決定

クウェートのミシュアル首長は5月10日、議会の解散と憲法の一部停止を定める首長令を発出し、そのもとで12日、アフマド・アブドゥッラーを首班とする内閣が成立した。憲法の一部停止は4年以内としているが、停止となった条項には立法権や組閣のほか、法律改正、憲法改正に関わるものが含まれており、行政府による独裁的な国家運営が進められることとなる。近年慢性的な内閣・議会対立にあったクウェートでは現状打開のために議会解散総選挙が繰り返されてきたが、憲法の一部停止を伴う今回はそれと一線を画する事態である。現状に対するフラストレーションが爆発した形となるが、これが功を奏するのかは未知数である。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/05/13 特別会員 普通会員 準会員

ガザ戦争:ラファ攻撃と米の武器供与問題(その2)苦境のバイデン政権

ラファ作戦は「限定的」 バイデン大統領は5月8日、CNNとのインタビューで、イスラエル軍がラファに侵攻すれば、イスラエルへの兵器供与の一部を停止すると発言した。このインタビューが放映される数時間前には、オースチン国防長官が米上院で、威力の強い爆弾の供与を停止していることを明らかにしていた。米国が停止したのは2000ポンド爆弾などの「攻撃的な」兵器とされている。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/05/13 特別会員 普通会員 準会員

ガザ戦争:ラファ攻撃と米の武器供与問題(その1)本格化するラファ攻撃とガザ北部での戦闘拡大

ガザ地区最南端の都市ラファへのイスラエル軍の侵攻作戦はすでに1週間に及 んでおり、ガザ北部でも戦闘が再発している。バイデン米政権はイスラエルへの武器供与の一部停止に踏み切ったが、ラファ攻撃を止めることはできなかった。むしろ武器供与問題は選挙を控えた米国で政治的なイシューとなっている。以下ではその1で、ラファやガザ北部の戦闘拡大とICJへの提訴の広がり、その2で米国の武器供与問題を取り上げる。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/05/09 特別会員 普通会員 準会員

トルコ・クウェート首脳会談

クウェートのミシュアル首長がトルコを訪問 5月7日、クウェートのミシュアル首長がトルコの首都アンカラを訪問しエルドアン大統領と会談した。クウェート首長のトルコ訪問はおよそ7年ぶりで、2023年12月にナウワーフ首長の崩御を受けて新首長となったミシュアル氏が非アラブ諸国を訪問するのはこれが初めて。アンカラのエセンボア空港では、エルドアン大統領自らがシムシェキ財務相らとともに到着したミシュアル首長を出迎えた。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/05/08 特別会員 普通会員 準会員

イラク:ネチルヴァンKRG首相がイランを訪問

イラクのネチルヴァン・バルザーニKRG(クルディスタン地域政府)大統領が、4月5日に約3年ぶりにテヘランを訪問した。KRG副大統領の2人やKRG内相も随行した。テヘランでは最高指導者ハーメネイ師、ライースィ大統領、アブドゥッラーヒヤーン外相、アマフディアーン最高安全保障委員会事務局長、ガーリバーフ国会議長、サラーミ革命防衛隊司令官ら多数の要人と会談し、7日に帰国した。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/04/24 特別会員 普通会員 準会員

イラク:エルドアン・トルコ大統領が13年ぶりに来訪

トルコのエルドアン大統領が13年ぶりにイラクを訪問した。両国間では過去半年ほどの間、毎月のように閣僚が往来しており、大統領の訪問にむけて入念に準備がなされてきたことがうかがえる。訪問は日帰りであったが、UAEとカタルの大臣も同席して開発道路プロジェクトの予備合意が結ばれるなど、密度の濃いものであった。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/04/22 特別会員 普通会員 準会員

イラク:イスラエルがイラクの民兵を攻撃か

イランが4月14日にイスラエルに対して多数のミサイルや無人機による攻撃を行ったことを受けて(坂梨祥「イランはイスラエルに対し大規模な報復攻撃を実施」中東研ニューズリポート, 2024.04.14参照)、19日早朝にはイスラエルが、イランのイスファハンに向けて報復攻撃を実施した。比較的小規模な攻撃で死傷者も出ていないことから、イランの反応は抑制的で、域内大国間のこれ以上の軍事的緊張の高まりは避けたい意向がうかがえる。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/04/18 特別会員 普通会員 準会員

イラク:スーダーニ首相が初訪米

スーダーニ首相が4月13日から訪米し、15日にブリンケン国務長官、オースティン国防長官、16日にバイデン大統領と会談した。他にも政府要人や企業関係者、在米イラク人らと会合を行い、米国には19日まで滞在予定である。前任のカーズィミ首相は2020年8月と2021年7月に訪米し、それぞれトランプ大統領、バイデン大統領と会談していたが、スーダーニが2022年10月に首相に就任してからは初の訪米である。4月14日のイランによる対イスラエル攻撃と同時というセンシティブなタイミングの訪米になった。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/04/16 特別会員 普通会員 準会員

サウジアラビア:イランのイスラエルへの攻撃への対応

サウジアラビアは現在のイランとイスラエルの間の緊張の高まりを制御する上で重要な役割を果たした可能性がある。一方では米国との関係強化を目的に、イスラエルの防衛に関して水面下で限定的に協力する姿勢を示し、他方でイランとの関係も悪化させないように細心の注意を払ったが、両者の間で事前に攻撃情報を伝達する役割も演じた可能性がある。本レポートではこの点を含め、4月14日のイランによる攻撃に対するサウジアラビアの対応を考察する。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/04/14 特別会員 普通会員 準会員

イランによる対イスラエル攻撃:イスラエル側の対応を中心に

イスラエル側の被害は限定的 イランは4月13日深夜(日本時間14日早朝)から14日未明にかけて、イスラエルに対しドローンやミサイルによる攻撃を実行した。4月1日に行われた在シリア・イラン大使館領事部への空爆の報復としている。報道などによると、イスラエルは13日午後11時ごろから最初にドローンが、次いでミサイルがイスラエルに向けて発射されたことを察知し、迎撃態勢をとった。その結果、ほとんどはイスラエル領空に届く前、あるいはイスラエルやヨルダン川西岸、ゴラン高原の上空で迎撃された。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/04/14 特別会員 普通会員 準会員

イランはイスラエルに対し大規模な報復攻撃を実施

現地時間で4月14日午前0時ごろ、イランの革命防衛隊は声明を発表し、イスラエルへの報復攻撃の実施を明らかにした。一方で、イランが支援する中東各地の反イスラエル勢力も、イスラエルに対する様々な攻撃を実施した。イランは4月1日のイスラエルによる在シリア・イラン大使館領事部の空爆に対し、「断固たる報復」を行うと宣言していたが、今回その報復が実行に移されることになった。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/04/12 特別会員 普通会員 準会員

ガザ戦争6ヵ月:依然見通すことができない「戦後」

今後は地域限定的な掃討戦が中心に ガザ戦争開始からちょうど半年がたった4月7日、イスラエル軍はガザ中部のハーンユーニスなどに展開していた地上部隊を、「休養と今後の作戦に備える」ために撤退させたと発表した。最も多い時期には3万から4万の兵士がガザに展開していたと見られるが、現在、残っているのは1個旅団だけで、約5000人と推定されている。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/04/12 特別会員 普通会員 準会員

在シリア・イラン大使館空爆事件の背景

イスラエルは警戒態勢を強化 ダマスカスにある在イラン大使館領事部が4月1日に空爆され、イスラーム革命防衛隊(IRGC)の幹部らが殺害された事件は、大きな波紋を呼んでいる(4月2日付け「イスラエルは在シリア・イラン公館を空爆」参照)。イランは直ちにイスラエルによる攻撃と強く非難し、ハーメネイ最高指導者は「邪悪な体制(イスラエルのこと)はわれらの勇敢な戦士によって罰せられる」と報復を示唆した。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/04/06 特別会員 普通会員 準会員

トルコ:当選を取り消されたヴァン市長が再認定

先の地方選挙でヴァン市長選に出馬したクルド系政党の候補者がいったん当選を無効とされたが、最終的に選挙管理委員会本部が決定を覆し、再度、当選が確定するという混乱があった。今回は当選が認められたが、クルド系政党はテロ組織との関係を理由に当選を無効とされたり、就任後に解任されて内務省が後任を任命するケースが多い。・・・

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中東研ニューズリポート 2024/04/04 特別会員 普通会員 準会員

OPECプラス、現行の生産方針を再確認

2024年4月1日、OPEC(石油輸出国機構)プラス(以下OPEC+)の第53回合同閣僚監視委員会(JMMC)会合がオンラインで開催され、これまでに合意している生産方針を維持することを確認した。・・・