リポート
GCC:第46回GCC首脳会議がバハレーンで開催
第46回GCC首脳会議が12月3日にバハレーンで開催された。GCCは今年9月、イスラエルによるドーハ攻撃後に臨時首脳会議を開催し、地域情勢の悪化とGCC防衛に向けた議論を行った。それから3カ月がたつなかで行われた今回の会議では、湾岸安全保障体制の強化に向けたいくつかの取り組みが示された。・・・
第46回GCC首脳会議が12月3日にバハレーンで開催された。GCCは今年9月、イスラエルによるドーハ攻撃後に臨時首脳会議を開催し、地域情勢の悪化とGCC防衛に向けた議論を行った。それから3カ月がたつなかで行われた今回の会議では、湾岸安全保障体制の強化に向けたいくつかの取り組みが示された。・・・
ガザ地区での停戦が発効してから約2カ月、イスラエル軍による攻撃は断続的に続いているが、烈度は明らかに下がっている。11月17日には今後の統治計画を盛り込んだ安保理決議が成立したが、具体化はまったくしておらず、ガザは二分割されたままになっている。他方、イスラエルによるレバノンとシリアへの攻撃は激化しており、10.7を契機に脅威と見なしたものへのイスラエルの対応が大きく変わったことを示している。・・・
2025年11月30日、第40回OPEC(石油輸出国機構)プラス(以下OPEC+)閣僚会合およびOPEC+8カ国(サウジアラビア、ロシア、イラク、UAE、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーン)による会合がオンラインで開催され、既存の生産方針を維持することを確認した。・・・
ローマ教皇レオ14世は11月27~30日にトルコを訪問し、エルドアン大統領や東方正教会のコンスタンチノープル総主教バルトロメオス1世と会談した。また、トルコ北西部イズニクでは325年に開かれた「第1回ニカイア公会議」を記念する行事に参加し、頻発する紛争を終わらせるべく和解を訴えた。一方、エルドアン大統領はパレスチナ自治区ガザでの恒久的平和の実現を訴えるとともに、欧米でイスラム嫌悪が広まっていることに懸念を示した。・・・
11月最終週に、イラン政府は直近月の消費者物価上昇率とガソリン価格の制度見直しに関する発表を行った。ガソリン価格制度については、燃料代の増加につながる方向での改定方針が示されたものの、高水準かつ上昇傾向のインフレが持続するなかで、スムーズな実施には困難が予想される。・・・
サウジアラビアの投資会議「FII Priority Asia」が11月30日・12月1日の2日間、東京で初めて開催され、12月1日のプログラムは全編がライブ配信された。高市首相を含め、日本、サウジアラビア、世界から政財界のリーダーが参加し、投資、株式、金融、ゲーム、エネルギー、鉱物資源、航空、ロボティクス、AIなどについて多様な講演や対談が展開された。・・・
2025年11月24日、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領がトルコを公式訪問し、エルドアン大統領と首脳会談を行った。会談では、原子力技術および道路インフラでの協力に関する覚書(MoU)を締結したほか、防衛産業、貿易、観光、投資、バイオテクノロジー、テロ対策などの重要分野についても協議した。両国の戦略的パートナーシップを深化させることでも一致した。・・・
クルディスタン労働者党(PKK)との和平交渉について提言する議会の特別委員会の決定を受け、議員団が24日、オジャランPKK党首の収監されているイムラル島で直接ヒヤリングを行った。・・・
国家選挙管理委員会による投票結果無効化に関する発表 2025年11月18日、エジプト国家選挙管理委員会(NEA)のハーズィム・バダウィー総裁は、代議院(下院)選挙における第1次投票の第1段階投票について、個人候補が立候補した170選挙区のうち19選挙区で違反行為が確認されたとして、当該選挙区の投票結果を無効にすると発表した。スィースィー政権下で投票結果の無効化が行われるのは初めてとなる。・・・
サウジアラビアのムハンマド皇太子は11月18日、米国を公式訪問し、ホワイトハウスでトランプ大統領と首脳会談を行った。同皇太子の訪米は2018年3月以来7年ぶりである。投資、原子力、重要鉱物、AI、防衛などの分野で成果が見られ、今年5月のトランプ大統領のサウジ訪問で深められた両国関係がさらに深まることになった。ムハンマド皇太子は11月19日に開催される米サウジ投資フォーラムなどにも参加する予定である。・・・
国連安保理は11月17日、トランプ大統領の20項目平和計画に基づくガザ停戦と今後の暫定統治に関する米国の決議案を賛成13、反対ゼロで採択した。中国と独自の決議案を出していたロシアは棄権した。停戦が発効してから約40日、ガザでは不安定ながらも停戦がおおむね維持されている。こうした中で米国主導の安保理決議が成立したことは、ガザ停戦を重視してきたトランプ政権にとって大きな外交的勝利といえる。・・・
概要 2011年以降の内戦と経済制裁の影響を受け、2024年12月のアサド政権崩壊時には大幅に落ち込んでいたシリアの発電容量は、シリア移行政府成立以降、発電所の修復・再稼働と電力網の修復が進み、顕著な回復を見せている。・・・
イエメンのフーシー派系のメディアは11月9日、同国のユースフ・ハサン・マダーニー参謀総長がハマースのカッサーム旅団の指導者にメッセージを送り、イスラエルへの攻撃を停止したことを示唆した。ガザでは10月10日に停戦が発効したが、ガザ戦争を理由に続けてきた対イスラエル攻撃をフーシー派が停止したかについては確定的な情報が見られていなかった。しかし、フーシー派はイスラエルがガザ侵攻を再開すれば攻撃を再開するとしており、予断を許さない。・・・
イラクの選管は、当初の予定通り、投票日の翌日遅くに開票率99%の暫定選挙結果を発表した。現時点での選管の発表は得票数のみで、正式な議席数が発表されるのは、投票に対する異議申し立ての調査や再集計などを経て、票数が確定してからになると思われる。・・・
11月11日にイラクで議会選挙が実施された。2003年以降のイラクでは、今回が6回目の議会選挙となる。翌日に選管が発表した暫定投票率は56.11%で、大方の予想を上回る高い数値だった。この投票率が選挙結果にどのように影響するかが注目される。・・・
概要 アサド政権崩壊後に成立したシリア移行政府による人民議会選挙は2025年10月5日(日)に終了し、11月1日付人民議会選挙高等委員会(以下、高等委員会)決定79号により122人の議員の選出が発表された。複数の選挙区が治安上の問題によって選挙実施延期となったため、18人分の議席が現状では空席となった。(※選挙終了直後にBBC、アルジャズィーラ等の報道は119人選出と報じたが、後に選挙延期の対象外とされた3議席を入れていないのではと考えられる。以下の選出数の割合は122人を分母として計算した)
2025年11月2日、OPEC(石油輸出国機構)プラス(以下OPEC+)8カ国(サウジアラビア、ロシア、イラク、UAE、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーン)は、オンライン会合を開催し、12月に日量13.7万バレル(b/d)の増産を実施し、1月から3月は増産を一時停止することを決定した。・・・
10月23日、イラン中央銀行は新興銀行のひとつであるアーヤンデ銀行の倒産手続き開始と、同行のメッリー銀行への廃合方針を決定した。放漫経営により莫大な負債を抱え、マクロ経済全体に悪影響を及ぼしてきたとされるアーヤンデ銀行の倒産決定に対し、政府・国会からは歓迎の声が聞かれる。一方、長年放置されてきた同行をめぐる問題が急展開を見せた背景として、最高指導者の後継争いを指摘する識者もいる。・・・
10月23日、日本政府は、リビアの危険情報を一部改訂し、西部沿岸都市ミスラータ(ミスラタ)をレベル3(渡航中止勧告)に引き下げた。首都トリポリを含む他の地域については、引き続きレベル4(退避勧告)が継続される。・・・
11月11日に予定されているイラクの国民議会選挙まで2週間ほどとなった。現在、イラクでは街頭に多数のポスターが貼られ、活発な選挙キャンペーンが繰り広げられている。以下では、2回に分けて今回の選挙の概要と各党の立候補状況を紹介し、選挙後の組閣プロセスについて解説する。・・・