リポート
クウェート:ミシュアル皇太子が国民議会の解散を発表
クウェートのミシュアル皇太子は6月22日、国民向け演説を行い、国民議会を解散すると述べた上で、総選挙を実施するよう呼びかけた。これらの内容を記した首長令が数ヶ月以内に発布されるとのことである。・・・
クウェートのミシュアル皇太子は6月22日、国民向け演説を行い、国民議会を解散すると述べた上で、総選挙を実施するよう呼びかけた。これらの内容を記した首長令が数ヶ月以内に発布されるとのことである。・・・
<ベネット首相とラピード外相が合意> 政治的な混乱が続いているイスラエルで、来週初めに国会が解散され、10月下旬に3年半で5回目の総選挙が実施されることがほぼ確実となった。連立与党の中核であるベネット首相(ヤミナ党首)とラピード外相(未来がある党首)が6月20日に、早ければ27日にも解散法案を上程することで合意した。野党は以前から国会の早期解散を求めており、解散法案が賛成多数で可決される見通しとなった。・・・
トルコのエルドアン大統領は6月9日、2023年6月の実施が見込まれている大統領選挙への出馬を表明した。一方、野党側は選挙協力に向けた協議を続けているが、大統領候補の擁立には至っていない。大統領は選挙繰り上げの可能性はないとしているが、トルコでは今年11月にも繰り上げ選挙が行われるとの見通しも出ている。・・・
サウジアラビアの国営石油会社Saudi Aramco(以下、Aramco)は6月15日、同社として初めてとなるサステナビリティレポートを発表した。同社は2021年10月に2050年までに同社の操業により排出される温室効果ガス排出量(Scope 1、Scope 2)の実質ゼロを達成するという目標を発表しており、本レポートはそのための具体的な計画、特に中間点である2035年までの計画を示したものである。・・・
6月15日、イスラエル、エジプト両政府と欧州連合(EU)は、東地中海産の天然ガスを欧州向けに供給拡大することで合意した。エジプトのカイロで覚書が調印された。報道によれば、イスラエルからエジプト向けにパイプラインで輸送されている東地中海産の天然ガスを、エジプトの液化施設でLNG化して欧州向けに輸出する形を想定しているという。具体的な数量などは現時点で明らかにされていないが、既にイスラエル産の天然ガスの一部はエジプトからLNGとして輸出されており、今回の合意により、欧州向け輸出量を段階的に拡大していくことを目指していると報じられている。・・・
6月14日、イランのホッジャトッラー・アブドルマーレキー協同組合・労働・社会福祉相は辞表を提出し、ライースィー大統領は速やかにこれを受理した。同14日、イランの国会は、セイエド・レザー・ファーテミー・アミーン鉱工業商業相による製品価格高騰に関する説明は不十分であるとして、鉱工業商業相にも「イエロー・カード」を突き付けた(注)。これら2件の出来事を受け、15日付のイラン各紙は、「ライースィー政権の経済政策全体が問われている」、と報じている。ライースィー政権の華々しい約束の数々は「口ばかり」であることが、批判の的になりつつある。・・・
イラン各地では様々な抗議行動が発生し続けている。6月12日には、テヘラン近郊のキャラジ、中部イスファハン、北西部アルダビール、南西部アフワーズ、南部シーラーズなどで、年金生活者たちが生活苦に抗議するデモを行った。一方テヘランのバーザールでは、政府による徴税強化の動きに抗議して、一部の商人たちが店舗を閉鎖した。・・・
6月12日に、サドル・ブロックの国会議員がハルブースィ国会議長に辞表を提出し、議長はそれらを受理した。ムクタダ・サドル師が率いるサドル・ブロックは、2021年10月の議会選挙で73議席を獲得して第1党の座を確保しながらも、他のシーア派政党との対立によって組閣に行き詰まり、膠着状況が続く中、全員の辞職という奇策に打って出た。この奇策によって組閣交渉の行方はますます不透明となっている。・・・
クルドを主力とするシリア民主軍(SDF)は、トルコが予告している新たな軍事作戦を断行した場合、アサド政権軍と協力する用意があるとの声明を出した。国際社会はトルコに自制を求めているが、作戦の断行を阻止する有効な策が見えない状況だ。・・・
6月8日、ウィーンで開催されていたIAEA理事会は、イランの対応が不十分であるとする非難決議を採択した。これを受けてイランの原子力エネルギー庁(AEOI)はIAEAに対し、イランの濃縮活動をモニターするために設置されているIAEAのオンライン・カメラの運転を一部停止すると通告し、「保障措置の範囲を超える」カメラ2台の運転を停止した。今般採択されたイラン非難決議は、イラン問題の国連安保理への付託を求めるものではない。しかし、この非難決議を受けて、IAEAとイランの対立は深まることになった。・・・
イスラエルによるとみられるイラン本国への攻撃が相次いでいる。真相は不明な点が多いが、イスラエルの作戦とすれば、イランとの「影の戦争」がいっそう拡大していることになる。・・・
2022年6月2日、石油輸出国機構(OPEC)と非OPECの第29回閣僚級会合(OPECプラス、以下OPEC+)がオンライン形式で開催され、2022年7月、8月に日量64万8千バレル(b/d)の増産(減産緩和)を行うことが決定された。・・・
2022年5月31日、UAEとイスラエルは包括的経済連携協定(CEPA)に署名した。UAEにとってはインドに続く2番目の、イスラエルにとっては、アラブ諸国との初めてのCEPA締結となる。UAEとイスラエルは、2020年9月のアブラハム合意で国交を正常化した後、2021年11月にCEPA交渉を開始。2022年4月に協定の内容について合意していた。・・・
米国のバイデン大統領とサウジアラビアのムハンマド皇太子が早ければ来月にも会談する可能性があると一部で報道されているが、それを裏付けるように両国間の活発な外交接触が見られている。水面下の交渉における協議内容は不明であるが、バイデン大統領はムハンマド皇太子を相手にしないという従来の方針を転換した可能性がある。・・・
5月27日、イランの革命防衛隊は、ペルシア湾でギリシャ船籍のタンカー2隻を拿捕したと発表した。イラン外務省は5月25日、駐イラン・ギリシャ大使を招致し、ギリシャ当局が米当局との協力のもと、イラン産原油を運搬するタンカー「Lana」を差し押さえ、積載された原油を押収した件につき抗議していた。・・・
5月23日、ライースィー大統領はオマーンを訪問し、ハイサム国王らと会談した。イラン大統領府の発表によれば、訪問は友好的なムードの中で行われ、石油・ガス、運輸、メディア、高等教育、農業、漁業、自然保護、等多岐にわたる分野での協力促進に向けた12通の合意文書も調印された。・・・
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、フィンランドとスウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請する方針を打ち出したことについて、トルコが難色を示している。NATOへの新規加盟には加盟国の全会一致が必要であるが、トルコは北欧2国の加盟承認の条件として両国政府にテロ組織への支援中止とトルコに対する経済制裁解除を求めている。・・・
米国が対シリア制裁の限定的な解除を発表した。反体制派が支配する地域が対象で、民間投資を可能にすることで復興に向けた環境づくりを促進する狙いだ。・・・
UAE大統領府省は5月13日、ハリーファ・ビン・ザーイドUAE大統領(73)の逝去を発表した。UAEでは今週、SNS上でハリーファ大統領の健康回復を祈願する投稿が相次いでおり、その真偽と動向に注目が集まっていた。ハリーファは2004年11月にUAE大統領に就任後、UAEの国家運営の中心として活躍していた。今後、数日以内にムハンマド・ビン・ザーイド・アブダビ皇太子がアブダビ首長に就任し、同時に連邦最高評議会で大統領に選出されるものと見られる。・・・
5月13日、欧州連合(EU)対外活動庁のモラ事務次長は、イランからブリュッセルへの経由地にあたるフランクフルトにおいて、ドイツの警察当局により一時留め置かれ、説明もなくパスポートと携帯電話を取り上げられた、とツイートした。イラン核合意(JCPOA)再建交渉を仲介するモラ事務次長は5月10日にテヘラン入りし、イラン側の交渉団のトップを務めるバーゲリー=キャニー外務次官などと会談し、5月12日に帰国の途についていた。・・・