2003年のイラク戦争をきっかけに中東における政治とエネルギーの関係に関心を深め、大学ではイランにおける油田開発を事例として、日本の資源エネルギー政策に関する研究を行いました。また1年間、米国シアトルに留学し、米国政治及び米国における日本政治研究についても知見を深めました。
大学卒業後は、資源ビジネスの実務に携わりたいとの思いから、三井物産に入社、主にオーストラリアにおけるLNG・ウラン・石炭プロジェクトや、アフリカ・モザンビークにおける石炭・インフラプロジェクトを担当してきました。
また大学院では、日本の資源エネルギー政策における国家と企業の関係について研究し、イランやロシアにおける資源開発を事例として取り上げ、ドイツやイタリアの資源エネルギー政策と比較した論文で博士号を取得しています。
2021年5月に日本エネルギー経済研究所に入所、中東を中心にエネルギー・経済分野に関する情勢分析を行っています。
2009年、東京大学教養学部総合社会科学科卒業、三井物産入社。
2022年、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻 博士(学術)。
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