(速報、2000.01.16)
リヤードで日本サウジ合同委員会の会合が始まる
al-Riyadh, 2000.01.16
経済面
リヤード発アキール・アンズィー記者
昨日(1/15)の朝、日サ合同委員会の会合が始まり、サウジ側はハーリド・ビン・ムハンマド・アル・クサイビー計画大臣が、日本側は深谷隆司通産大臣が座長を務めた。
会合では、経済、通商、技術分野における王国と日本の協力と、それを発展させる方法について検討がなされた。
会合では、次の2月27日に中立地帯のサウジ側において終了するところの、日本のアラビア石油の利権を更新する問題について協議されたが、鉱物資源を運ぶため東部州を北部と結ぶ鉄道敷設計画への投資を日本側が乗り気でないため、協議に進展は見られなかった。同計画は、利権更新の主要な条件とみなされている。
ハーシム・アブダッラー・ヤマーニー博士工業・電力大臣が本日日曜(1/16)、日本の通産相と会談し、工業、技術分野における協力、および工業、技術プロジェクトへの投資額拡大について協議することが決まっている。
(翻訳:伊丹 和敬)