(速報、2000.01.10)
日本の通産大臣が王国を訪問する
東京発
al-Riyadh, 2000.01.10, 経済面
日本は、来月に期限を迎えるところの、石油地帯における探鉱利権に関する協議を動かす目的で、深谷隆司通産大臣を来週サウジに派遣することを決定した。
通信社が明らかにしたところによると、日本の大臣は、期限切れとなる2月27日の6週間前にあたる2月15,
16日にサウジ当局者複数と協議を行う予定である。アラビア石油株式会社は、クウェートと接する海岸にある中立地帯に期間40年の探鉱利権を有している。
サウジは、利権更新の条件として、サウジ原油の対日輸出増加に加え、鉄道建設計画に日本が20億ドルの資金を融資することと、中立地帯におけるガス資源開発を要求した。
日本は、採算が取れないとして鉄道建設への投資を拒否している。
(翻訳:伊丹 和敬)