2016年06月02日

イベント

平成28年度第2回情勢分析報告会

テーマ及び講演者

「対『イスラーム国』戦の陰で深まるイラクの政治危機」
吉岡 明子
 当センター 主任研究員

「G7のリスク要因としての中東」
田中 浩一郎
 当研究所 常務理事

日時

2016年06月17日(金)10:00~12:00

場所

経団連会館 4階 ダイアモンドルーム
(千代田区大手町1-3-2 Tel:03-6741-0222)
地図はこちら
 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 さて、平成28年度第2回情勢分析報告会では、まず前半で、当センター主任研究員の吉岡明子より「対『イスラーム国』戦の陰で深まるイラクの政治危機」と題してご報告致します。イラクにおける「イスラーム国」との戦闘は3年目を迎えました。軍事作戦の成果により徐々に「イスラーム国」の支配地域は狭まっていますが、未だモスル奪還の見通しは立たず、テロ事件も頻発しています。対「イスラーム国」戦がイラクの日常となる一方、首都や南部の各都市では公共サービスの提供や汚職撲滅を実現できないイラク政府への市民の不満が高まり、イラク政府や議会は混乱を極めています。こうした危機的状況にあるイラクの今を解説します。
 そして後半におきましては、当研究所常務理事の田中浩一郎より、「G7のリスク要因としての中東」と題してご報告致します。先日のオバマ米大統領の広島訪問という歴史的な出来事もあり、G7伊勢志摩サミットは成功裏に終わったところです。首脳会議では各国のさまざまな思惑が交差しながらも、先進国に共通の懸念事項として、中東の地政学が大きなウェイトを以て取り扱われることが長きにわたって続いています。中東の地政学リスクに関心が改めて集まる中、G7にとっての中東問題の再定義を踏まえた、地政学リスクへの対処と対応について分析と評価を行います。
 ご多忙中とは存じますが、何卒ご出席賜りますようご案内申し上げます。ご出席の方は弊センターウェブサイト(http://jime.ieej.or.jp/seminar/jousei.php)、またはファックス(03-5547-0229)より6月10日(金)までにお申し込み下さい。
 

募集開始日時

2016年06月02日

申し込み締め切り

2016年06月10日

料金

特別会員: 無料
普通会員・準会員: 無料
非会員: 5,000円

定員

100名

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